介護老人福祉施設　ヴィラ桜ケ丘の口コミ・評判　みゆあ（女性/60代）

ユニット式の部屋割りです。新築の時から入居しており、洋服ダンスやＴＶを購入しても設置可能な広さです。ベッドは電動式、洗面所はそれぞれの部屋についており入居者一人で利用できるのはとても便利で気軽だそうです。とても日当たりが良いので自分で洗濯をするそうです。各ユニットには10人位の入居者がおり、化粧室は3つあります。いつ利用してもとても綺麗に清掃されていて、空調もしっかりしてるので香りは残りません。また、ペーパータオルとハンドソープが常備されているのでスーパーのお手洗いよりも使い心地はとても良いです。共用スペースには大型ＴＶがあります。お友達と雑談しながらＴＶを見たり、職員の方とお話しするのも良いストレス発散だと思います。バリやフリーは徹底されており、手すりもお年寄り向けとして少し低い位置に設置されています。床、壁、カーテンが白と青で統一されていて、外には桜の大木があるのでとても良い条件のところです。

大きな行事は年に一度の夏祭りです。昨年は歌手と手品師が移動しながら披露してくれましたので、入居者の方々は一か所に座ったままでいられたのはとても良い企画だったと思います。食事は各階のエレベータ前受付カウンターにてもらえるようになっていました。私も一緒に参加しましたが、職員の皆さんがまるで学園祭のように優しく、楽しく、気を引くような雰囲気で盛り上げていたことが、入居されている皆さんに気分転換のチャンスの扉をもたらしていたと思いましたね。今年が楽しみです。カラオケは人それぞれが好き、嫌いなジャンルがありますし、歌うのが嫌いな人もいます。ですから、「半強制的にカラオケをするということがない」この施設の考え方には共感しました。

本人の年金の範囲内で支払うことができます。これからは年金以外の財産の多い人からは多くの費用を負担するような動きがありますね。高齢者の個人情報である貯蓄や財産を国が職権で調べ、個人負担増を目指すのはどうかと思います。月々の費用に関しては詳細が送られてきますし、ヴィラ桜ヶ丘の事務がしっかりしているのが眼に見えるので安心しています。支払方法としては自動引き落としを手続すれば私が楽なのですが、月に一度は顔を見に行く目的で受付に現金でお支払しています。今のところ介護度に準じての自己負担額（おむつ、リハパンなど）が高額発生していません。着るものなどはカタログを見て自分で決め、私がご本人の依頼で代行購入している状況です。

ご飯はそれぞれのユニットにある炊飯器で炊いているので、できたてのご飯が食べれるのはうらやましいですね。一度は試食してみたいと思う程メニューは豊富です。個人に合わせたカロリーバランス、塩分、流動食など、とても努力されているのが身に染みてきます。家族は年に一度の夏祭りの時、同じ食事をいただけますよ。

看護師の方々はとてもフレンドリーで明るく接してくれるのでとても助かります。何かあった時には病院との連携が取れているのでとても便利です。

ご本人様は両脚が不自由なため、車以外での外出は不可能です。コンビニやスーパーは車で約10分位のところにあります。バス停はとても歩ける距離にはありません。「ヴィラ桜ヶ丘」は元ゴルフ場だったところに建てられた施設ですから、駅近のマンションを想像してはいけないと思います。それだけ自然に囲まれた空気の良い、とても良いところに位置している施設です。車でしたら約20分くらいの所にインターがありますので便利ですし、最寄りの駅からタクシーを利用でき便利と聞きました。いまだにカーナビではたどり着けない位置ですので、自動車での訪問は慣れるまでは努力が必要と思います。

リハビリ計画表があります。入居者本人は若い男性とリハビリできるのが、「心のリハビリ」になっているようです。食事も個人の病気や体調に合わせたものを用意してくれていますので、長生きしそうです。所長がとても理解のある、話しやすい、機転の利く女性なので一度訪ねてみたらいかがでしょうか。職員の方々もとても明るいのが印象に残ります。