野沢の里の口コミ・評判　のでね（男性/50代）

開設８年目でまだ新しい施設と言えますが、かべなどにところどころひび割れがみられたり、天井から水漏れがおきたり、ボイラーの規格のせいか、各階で同時に入浴を行うときなどに、お湯の温度が低くなるなど、建物や設備の外面・内面に支障がおこってきている印象です。 居室自体は全室個室でユニットによる環境は生活しやすいように思われますが、棚などの家具は利用者の持ち込みが必要であったり、ベッドもキャスターがなく移動もスタッフ数人がかりで自由におこなえないなどの課題がうかがえています。

各ユニットでの特徴ある催しは良い面がありますが、全体での行事は少なく、また日々のレクリェーションも限られ、何もせずにぼーとリビングに座って過ごしている時間が多いようです。

ユニット型全室個室のため、利用料はほかの施設の多床室と比べても高いようにお聞きします。ハード面に対してのソフト面でのそれだけのメリットがあればよいのですが。

外部業者による厨房のため、比較的おいしいとの利用者間の意見ですが、安全第一もあってか生ものの提供は難しくかったり、食材によっては固さにばらつきがみられたり、ユニットでの食事提供の特色が生かし切れていない面もあります。

スタッフの接遇意識に加えて、看護・介護の専門的プロ意識・個々の利用者のプランへの働きかけ等不十分であり、利用者への時間よりも自分たちの業務優先となっているように感じます。

最低人数は配置されていると思われますが、人件費の兼ね合いもあってか、開設から人数削減となったり、休日も削減となるなど、日々余裕がない状態であり、専門職の業務の質も低下傾向となっているようです。医師が常駐していないため、急変時の対応が夜勤看護師一人に負担がかかることも多いようです。

郊外であり、比較的自然環境や静かな周辺立地といえますが、車のないご家族にとってはバス停からはかなりの距離があるため、面会も大変とお聞きします。

満室のときは入居待機となりますが、順番が公正でなく関係者の都合で入れ替わったり、入所しても施設サイドの考えで、（退所してもかまいません）いつまでに他を探してください…と、冷たく追い出しにかかることもあるように、とのうわさを聞きます。