花物語まちだの口コミ・評判　みなみの（女性/50代）

まわりに高い建物がないため、どの部屋も日当たりが良かったです。居室はゆったりしていて（７畳位あったかな？）家族、親族で押しかけてもゆっくり面会できました。冬でも暖房がいらない位日が入って快適でした。 建物の入り口にはいつも花が飾られ、行事の楽しそうな写真が飾られていました。 トイレは居室からすぐ行けるところに広いトイレがあり、いつ行っても清潔に掃除してありました。 お風呂はひとりずつ入れるようになっていて、週２~3回入れていただいていたと思います。ベテランのスタッフさんが見てくださっての入浴で安心でした。 皆さんが集まるリビングはとても明るい居心地の良い場所でした。書道の上手な方の作品や、切り絵等が飾られていました。

地域の方との交流があり、春のお花見は天気の良い日に駐車場にテント、会議テーブルと椅子を出して、入居者、スタッフ、家族、地域の方たちで出前のお花見弁当や豚汁をいただきました。ボランティアの方が歌を歌ってくれたりして、入居者の皆さんも楽しそうにしていました。 またひな祭り、七夕、クリスマス・・・と季節の行事も頻繁に開いていただけて、生活にメリハリがあり良かったと思います。 外食会みたいなイベントもあり、車で近くのファミレスなどに訪問してお食事をしていたようです。外出も少なくなっていたので、私の親もとても喜んでいました。そんな時の様子は写真に撮って見せてくださり、家族も状況がわかってありがたかったです。

グループホームなので特養等と比べると費用はかかりました。うちの親は介護度も高く、なんとか年金でぎりぎり収まる金額でした。（おむつ代等の雑費や内科、歯科、薬局の費用も含めて20万円前後/月） おむつの種類が変わって値上がりする時など事前に電話で連絡があり了解を取って変えていたり、とにかく出費についてはしっかり説明してくださっていたので納得していました。

ワンフロア９人という家庭的な雰囲気ですから、スタッフさんがまるで家庭でそうするような感じで作ってくださいました。スタッフさんは現役主婦が多く、和食中心で家庭的な料理で美味しかったようです。私の親は入居するまでは流動食しか食べられなかったのですが、こちらでだんだん普通食に戻していただいて、食事が何より楽しみになったようです。私も平日の昼に面会に行き味見させてもらいましたが、とてもおいしかったです。他の利用者さんを見ても、その方に合わせてミキサー食等対応されていました。また目が良く見えない方については、必ずそばにスタッフさんがついて介助していました。

スタッフ皆さんがとても仲の良いのがわかりました。そういう人間関係は施設の雰囲気にもあらわれると思います。とても居心地の良いあたたかな施設でした。その前に居た施設では、私の親は不穏になり、私が面会から帰るときも心配で後ろ髪引かれる思いでしたが、ここでは親も追いかけてくることなく、バイバイと手を振ってくれ安心して帰れました。また、遠隔地からの面会でそう頻繁には行けなかったのですが、それでもスタッフさんは大変ねぎらってくれ、家族にも寄り添ってくれる施設でした。

看護師さんが週２回来てくだっさり、また内科の先生、歯科の先生、薬剤師さんも定期的に来ていました。義歯の調整等も施設内でやってくださるので、それは助かりました。ただ、内科、歯科、散髪などは直接契約なのでその分の費用はかかります。 特養と違い医療関係者は常駐していないため、病気の際等は通院の必要があり、その際は家族も同行を求められるので、そこは大変でした。我が家は仕事を休んで行くようにしていましたが、事情で来られないお宅などはどうされていたのでしょうか。ちょっとそれはわかりません。 介護職員の方たちはベテランの方が多かったです。うちの親はかなり認知が進んでいて、入居直後は夜の徘徊など不安がありましたが、入居数日は夜勤にベテランを付けるなどの体制を取ってくださいました。緊急の連絡先もきちんとお願いしておくと、そこに連絡くださいました。

緑の多い丘の上で親にとっては大変環境が良かったです。窓からは田園風景が眺められ、目の前にはダリア苑がありました。また農家の畑もあって、田舎育ちの親は喜んでいました。ですので、親を思うと「たいへん満足」な環境です。が、町田駅から遠いため、車があればいいのですが、バス便だと面会に行くのがちょっと遠かったので、私的にはもうちょっと駅に近いと・・と思いました。

たまたま入院先から紹介していただき、すぐに入居できてよかったです。認知症の親をかかえると先々のことも不安ですが、看取りまでやってくださるとうかがい、安心してお預けしました。家族の訪問もとても歓迎してくださいました。施設長さんがとても穏やかな方で、こちらの不安や希望もいろいろ相談にのってくださいました。