※こちらの口コミは9年弱前に投稿されたものです。
田舎ならではの家族的で生活の豊かさがある施設
moma(女性/40代)
投稿日時:2015年05月30日
居室/設備
施設自体は和洋折衷の古すぎず新しすぎず、きれいで落ち着きのある印象です。廊下が車椅子が充分通れるくらいの幅があり、手すりの位置や壁に飾られている写真の高さなども、車椅子の方が不便ない様工夫されています。
廊下のところどころに、歩行中の入居者が休憩できるソファや椅子が置いてあります。
ユニット内も家庭的な雰囲気で、木目が落ち着く造りになっています。
居室もベッドやタンスを置いても充分な広さがありました。
ユニットによっては、こたつのスペースがあったり、照明を和紙で作ってあったりと昔ながらの家の様なしつらえがあり、お年寄りが落ち着いて過ごせる工夫がされていました。
行事/イベント
講堂があり、そこで様々なイベントが行われています。私が体験したのは、地元で有名な太鼓を指導者を招き、音楽に合わせてみんなで叩くイベントでとても楽しかったです。30個くらいの太鼓が並べられ、入居者さん職員さん実習生が一緒に叩くとなかなかの迫力でした。
各ユニット内でも誕生会や、おやつ作りにおはぎを作ってみんなで食べたり、職員さん手作りの漬物を入居者さんみんなで食べたりと、日常的に楽しみがあり、生活の中にあるあたたかみを感じました。
施設の雰囲気
まず女性の職員さんが生き生きと働かれている印象を受けました。施設長さんから、実習生担当の職員さん、リーダーさんも女性で主婦の方も多く、みなさん笑顔で元気な方が多かったです。
あるユニットでは犬を飼っていて、散歩を施設長さんがしてみえました。
実習中も、仕事中にも関わらずどんな質問にも快く丁寧にわかりやすく答えてくださり、雑談も交えながらリラックスして楽しく実習することができました。
車椅子に乗って、施設内を移動してみる車椅子体験などもさせていただきました。
介護/看護/医療体制
職員の方は制服はなく、自前の動きやすい服装にエプロンといった家庭的な格好が統一されていました。介護も看護もあまり区別せず、同じ様にチームで入居者さんの生活を支えているという印象です。見学が主な実習だった為、詳しい連携の仕方はわかりません。
周辺環境/アクセス
冬はとても雪深く、観光地でもある場所です。車が主な交通手段で、主にタクシーで移動していました。田舎ですが、大きい通りまでは近いので病院や買い物には困らないと思います。
自然もたくさんあり、施設からの雪景色はとてもきれいで良い環境だと思いました。
岐阜県立飛騨寿楽苑 の施設詳細
入居条件
自立
要支援
要介護
・要支援2以上、及び要介護者であって認知症の状態にあり、かつ少人数による共同生活を営むことに支障がないこと
・常時医療機関において治療を要する必要がないこと
医療看護体制
アルツハイマー型認知症
脳血管性認知症
前頭側頭型認知症(ピック病)
レビー小体型認知症
施設詳細
施設名称 | 岐阜県立飛騨寿楽苑 |
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敷地面積 | 670.59m² |
施設種別 | グループホーム |
延床面積 | 306.48m² |
施設所在地 | 岐阜県飛騨市古川町是重102 |
入居定員 | 9名 |
建物構造階数 | 鉄筋コンクリート造り1階建ての1階部分 |
開設年月日 | 2012年02月01日 |
居室面積 | 11.0m² |
介護事業所番号 | 2193300031 |
運営事業者名 | 社会福祉法人岐阜県福祉事業団 |
岐阜県立飛騨寿楽苑の地図
住所
〒509-4244岐阜県飛騨市古川町是重102
交通アクセス
JR高山本線 飛騨古川駅から徒歩で約22分