※こちらの口コミは9年弱前に投稿されたものです。
親しみやすいスタッフと共に、のんびりおおらかに暮らせる施設
キャロライン(女性/50代)
投稿日時:2015年05月27日
居室/設備
いつ行っても施設の外も中もきれいに清掃されていて、介護施設でありながら気になるほどの匂いもありません。トイレはさすがに少し匂いがしましたが、許容範囲内です。共用スペースは天井が高く、開放感があり、日差しも差し込む造りになっているので明るいです。居室には大きな窓があり、日当たりも良いし、窓から季節の移り変わりを眺めることができます。敷地内には花が植えられていて、季節ごとに楽しめます。建物内はすべてバリアフリーで段差は無く、ドアの幅は車いすでも楽々出入りできるよう、広く取ってあります。
行事/イベント
時々、利用者さんとその家族との交流を深められるよう、食事会が開催されているようです。家族も一緒にお昼ごはんを食べることができます。メニューは焼きそばや唐揚げなど簡単な物が中心でしたが、みなさんと楽しくひとときを過ごすことができました。
また、室内ですが、運動会のようなイベントも開催されます。ボールを転がしたり、体操をしたりといった、利用者さんも無理なくできる運動をして、みなさん楽しく体を動かしていらっしゃいました。
費用/価格
1ケ月の費用は約15万円で、日用品や消耗品などの雑費を含めると、毎月約20万ほどかかります。地方のしかも山間部にしては高額だと思いますが、施設の快適性と、利用者さんの人数も少数で、詰め込まないゆったりとしたコンセプトと、スタッフの方の目が行き届いているので安心できるという点を考えると、妥当な価格かなと思います。
料理/食事
野菜を中心としたバランスのとれたメニューです。味は薄めですが、献立は食欲が湧くような見た目を工夫してあって、嚥下が困難な場合にはのど越しがよいように細かくしてくださったり、臨機応変に対応してくれるので、助かります。ほとんど出来あいの物を使っているとばかり思っていたら、スタッフの方が包丁で野菜を切って下ごしらえをしているのを見て、手間をかけてしてくださっているのだなと感じました。
施設の雰囲気
面会に行くと、スタッフの方がいつも笑顔で明るく迎えてくださり、近況もいろいろ話してくれます。利用者さんの中には、時に苛立って怒ったりしていることもありますが、スタッフの方はやさしい物言いでサラリと受け流して、うまいこと対応されてました。
介護用品に詳しいスタッフの方が、快適に利用できるパッドなどを提案して下さったり、実際に他の方で効果があった物を素材など確認できるよう実物をもってきてくださったりと、とても熱心に対応してくれます。
介護/看護/医療体制
夜間の人数や看護師さんがいるかどうかは詳しくは知りませんが、体調を崩していて夜中に容体が悪くなった際には、すぐに連絡をしてくれ、かかりつけのお医者さんがすぐに駆けつけてくれて、とても助かったことがあります。
周辺環境/アクセス
自動車で行くと、やまなみ街道(尾道〜松江線)が開通したことにより、三次東インターからのアクセスがとても便利になりました。ただ、主要道路から施設への道が2本あるのですが、どちらもとても狭くて、離合できない上にくねくねと細いので、普通車より大きな自動車はちょっと困難です。施設には大きな目立つ看板があるのですが、そこまでの案内板がわかりにくいので、最初は見えていてもなかなかたどり着かないということがありました。でも、その分静かなところなので、環境はよいと思います。
その他
入所するときはちょうど空きがあったのですぐに入れましたが、空きがあってもすぐに埋まる感じです。費用は高めですが、ここに入所してからとても穏やかに、表情もやわらかくなったので、暮らしやすいのではないかと思います。