※こちらの口コミは9年弱前に投稿されたものです。
スタッフ、職員がベテランで、安心できる介護施設である。
まったく(男性/70代)
投稿日時:2015年05月27日
居室/設備
ニチイ学館のホームヘルパー2級資格取得研修で、特別養護施設海老名中心荘第二へ行った。入居されている方は、重度の要介護者で、研修に不安もあった。自分が58歳でもあり、体力的にも不安があった中、勤務されている職員やワーカーの方は、みな若くて、介護もきびきびとして、そつなくこなされており、介護の大変さと細かいところまで、入居者を気遣う態度には、頭の下がる思いであった。食事のときの介護、寝室で寝かせるための方法など、一筋縄ではいかない入居者に対応していくのも大変であった。また機械を使って、入居者の体を移動させるなど、高価な装置も導入されていた。口のきけなく、体も動かせない入居者に、食事を与えていたとき、感謝の気持ちであろうか、ずっと食事の間中、私の腕をなでてくれていたことが、忘れられない。
行事/イベント
外出できない入居者にとっての楽しみは、厚木の鮎祭りの花火を、施設の屋上で見ることであった。距離が離れているため、花火と後から遅れてくる花火の音とは、違和感があるが、ボランテイアの歌謡バンドや模擬店もあり結構にぎやかである。
料理/食事
食事は普通の入院食で、栄養士さんもいて、カロリーも計算されている。うまく噛まれない入居者に対しての流動食もある。ひとりひとりの体に合わせて、作られている。残す人もいるが、おおむねおいしそうに食べていた。
施設の雰囲気
施設は外出不可能な入居者たちなので、二重に施錠されていて、かつパスワードを使うようになっている。入居者が気の毒になった。徘徊する人も多く、職員の人たちも気が抜けないようであった。たえず緊張しているのがわかって、仕事の大変さを感じた。入居者の家族の面会は少ないようで、心が晴れぬものを感じた。
介護/看護/医療体制
介護施設の職員の方々の介護は、すばらしいものであった。一人ひとりに十分な介護サービスを行っていた。薬の時間、多くの薬の種類など、間違えてはいけないものを、一人ひとり管理して、食事も一人ひとりの体調に合わせて作ってあり。また床などもきれいで、入居者に怪我などないような心配りがあった。
周辺環境/アクセス
相鉄の駅から歩いて20分、緑も多く古墳公園に隣接して、環境はよい。東日本大震災のときも、この付近は停電にならなかった。この施設があるためと思われる。回りは住宅街で、近くに生協とドラッグストアがあるのみで、買い物は若干不便である。
その他
研修の最後の日に、ピアノを弾いたら、入居者たちに先生といわれた。一人ひとりの入居者の顔が今でも浮かんでくる。職員の人たちには大変世話になった。職員の方々の苦労は、言葉にできないくらいであった。
中心荘第二老人ホーム の施設詳細
空室状況
満室
更新
入居条件
自立
要支援
要介護
施設詳細
施設名称 | 中心荘第二老人ホーム |
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施設種別 | 特別養護老人ホーム |
施設所在地 | 神奈川県海老名市上今泉4-7-1 |
入居定員 | 50名 |
居室総数 | 19室 |
開設年月日 | 1985年06月15日 |
居室面積 | 13.0 〜 92.0m² |
介護事業所番号 | 1474200084 |
運営事業者名 | 社会福祉法人中心会 |
運営方針 | 入所者の意思及び人格を尊重し、常に入所者の立場に立って、サービスを提供する。 |
サービスの特色 | 重度認知症をもつ高齢者に対応するサービスを提供している。 年に1回はご家族へ施設サービス計画検討会への案内を出し、参加を呼びかけている。 もし、不参加の返事を頂いた場合でも施設サービス計画への要望をお聞きし、施設サービス計画の中で反映している。 |
待機者数 | 45人 |
※ この情報は厚生労働省「介護サービス情報公表システム」の情報に基づいています。
(2021年01月08日更新の情報です)
中心荘第二老人ホームの地図
住所
〒243-0431神奈川県海老名市上今泉4-7-1
交通アクセス
相鉄本線 かしわ台駅から徒歩で約18分