介護老人保健施設　にしかたの口コミ・評判　お琴ライター（女性/60代）

多分、建物はそれなりに古いと思いますが、綺麗に使われている印象です。 秋に父が２人部屋に入居しました。 その部屋のことしかわかりませんが、日当たりは良く、逆に夏は暑くないか心配でした。 入り口も、ベッドの回りもカーテンだけなので、プライベートは殆ど無いと思います。 また、ベッドの下にマットが敷いてあって、ここを踏むと「何かありましたか」コールがすぐ入ります。 ベッド転落の対応との事なので、仕方無いですが、こちらも見舞いのたびに踏んでしまうので、申し訳なかったです。

丁度、音楽コンサートをやっている時を見る事ができました。 「砂山」「ひな祭り」「春の小川」など、知っている曲は職員の方も中心となり、歌詞カードを見ながら一緒に歌っていて楽しそうです。 「むすんでひらいて」になると、司会者が歌にあわせて一緒に体を動かしてくださいとの話が・・・すると他の職員の方々は先ほどの歌詞カードがあると体を動かしづらいと判断して、即座に回収しています。 それだけでも、いつも利用者の目線で行動してくださるとわかり、良かったです。 ただ、参加者は殆ど女性なので、男性はこのようなイベントの時、どうしているのか疑問が残りました。

入居する前に何箇所か検討しました。 その中では、こちらは中々良かったと思います。 毎月２０万円を見込んでいましたが、実際は平均して１５万円位。 洗濯や床屋代も含まれていたので、助かりました。

普通の食事をお願いしましたが、父もきちんと食べていたので満足していると思います。 仕方ないのでしょうが、差し入れが禁止されているので、少し可愛そうでした。 食堂に張り紙があるので、わざわざ確認はしませんでしたが、面談室等で、ちょっとした好きな物をあげられれば良いなと思いましたね。 食事の献立表は貼ってあるので、入居者の方はやはり食べ物に興味があるのだと思います。

いつ行っても声を掛けてくださいますので、明るい施設という印象です。 入居する時のお話ですと・・・日常生活をする事もリハビリのひとつですから、ここでは出来るだけベッドに寝ているのでなく、椅子や車椅子で食堂やロビーにいる様にしてもらいます。 それが本人の為と思って下さい・・・との事でした。 家族として理解はしてますが、する事もなく食堂で車椅子に座っている父の姿は、楽しそうには見えません。このままどうなるのかと、帰る前には自問自答の繰り返しでした。

最初は、隣の総合病院に入院していました。 退院後、直接自宅に帰るのが難しかった為、こちらの施設にお世話になる事になりましたが、病院のカルテもあるので、安心して入居できました。 また、スタッフの方も別の病院で処方された皮膚薬もお願いすれば使わせてくださるので、良かったです。対応の悪い所は、系列の病院の薬しか使わせてくれない所もありますから。 異変の時の連絡は、母に電話が通じない時は私に掛けてくださいましたし、折り返し電話をしても、担当者でなくても話が通じるので、とっても良い施設だと思いました。

自宅からは遠かったですが、駐車場も広く、良かったです。 駅からは近いようですが、小さな私鉄の駅なので、我が家からのアクセスは悪く、電車での移動は考えられません。 のどかな所にあるので、入居環境は良いと思います。

男性だという事ですぐ入居できましたが、女性の入居は少し時間がかかると聞きました。 家族の訪問は他の人の迷惑にならなければ、結構遅い時間まで可能のようですが、夜７時を過ぎたら自動ドアが開かなくなるので、不便でした。 インターフォンで職員の方がドアを開けてくださいますが、やはり何回もお願いするのは気がひけて、夜に訪ねる事は減りましたね。