茨木市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス　グリーンビラいばらき」をはじめとした、大阪府/茨木市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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茨木市の老人ホーム・介護施設について

茨木市（いばらきし）は大阪府北東部の北摂三島（ほくせつみしま）地域に位置している市です。今回は「茨木市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

茨木市の特徴

茨木市役所（Oilstreet - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

茨木市の人口は、28万3,233人です。このうち65歳以上の高齢者の人口は、6万8,468人で高齢化率は24.17%です（2021年1月1日現在）。

茨木市の面積は76.49km²です。エリア分けをすると、北部、西部、東部、中央部、南部の5つになります。

エリア	主な町
北部	安威（あい）、大門寺、福井、花園、清水
西部	豊川、井口台、松下町、穂積台、道祖本（さいのもと）
東部	鮎川、新堂、中津町、総持寺（そうじじ）、大池
中央部	春日、元町、末広町、上中条、新庄町
南部	真砂（まさご）、平田、天王、宮島、野々宮

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／茨木市「茨木市の地勢」「地域分けについて」

茨木市の魅力

茨木市は古墳が残されており、江戸時代の城下町としての歴史があります。また、大阪市のベッドタウンとして住宅街が広がる地域です。

「継体天皇三嶋藍野陵（けいたいてんのうみしまのあいのみささぎ）」や「茨木神社」といった歴史的なスポットが多くあるのが魅力です。「竜王山」では史跡をめぐりながらハイキングができます。また180品種、約1,750株のバラを鑑賞できる「若園公園」は人気のスポットです。

食の名物としては三島独活（みしまうど）、見山（みやま）の赤シソ、見山大甘青とうと、山の幸が豊富にあります。また龍王味噌は地元の米麹と大豆、塩のみで作られた香り高いお味噌です。

茨木市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

茨木市の主要な駅

茨木市には、JR東海道本線・東海道線や阪急京都本線、国際文化公園都市モノレール、大阪モノレール線といった路線が走っています。主要な駅は「茨木」駅や「茨木市」駅です。JR東海道本線（米原～神戸）やJR東海道線を利用できます。また、立命館大学大阪いばらきキャンパスが近いほか、ベッドタウンであるため、通勤・通学の時間帯は混み合います。朝方は避けることをおすすめします。

茨木市役所

市役所には、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。

茨木市役所の所在地は、茨木市駅前3丁目8-13です。「茨木」駅から徒歩9分、「茨木市役所前」バス停からすぐの場所にあります。

要介護認定の申請窓口は長寿介護課です。もしくは担当地区の地域包括支援センターで受け付けております。

参考：茨木市役所

茨木市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

茨木市にある地域包括支線センターは12カ所です。

参考：茨木市「地域包括支援センター」

茨木市のイベント

茨木神社拝殿（Saigen Jiro - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

茨木市で開催されている恒例のお祭り・イベントをご紹介します。

「茨木神社の夏祭り」は毎年7月13、14日に茨木神社でおこなわれます。古くは江戸中期に端を発するお祭りで、大神輿（みこし）、子ども神輿が巡行します。

「市民さくらまつり」は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて元茨木川緑地でおこなわれるお祭りです。約7万本の桜が植えられており、日中は満開の桜を眺められ、夜はぼんぼりが点灯し、幻想的な雰囲気に包まれます。

「茨木フェスティバル」は、毎年7月下旬に「クリエイトセンター前広場」にて開催されます。地元で人気のイベントで、音楽ライブをはじめとした催しを楽しめます。また、躍動感あふれるパフォーマンス書道が開催されます。

老人ホームや介護施設によっては、外出レクの一環としてイベントに足を運ぶところがあります。イベントやお祭りが好きな方は入居前に施設に問い合わせてみるといいでしょう。

茨木市の高齢者支援制度

茨木市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

紙おむつ等支給サービス（家族介護用品支給）

紙おむつ等支給サービス（家族介護用品支給）は、65歳以上の要介護3～5の方でおむつが必要な方を対象としたサービスです。月に6,250円を上限とする給付券が発行され、紙おむつや紙パンツ、尿取りパッド、使い捨て手袋、清拭剤と交換できます。

対象者は以下の6項目をすべて満たす方です。ただし同居者に市町村民が課税されている場合は対象外となります。

おおむね65歳以上
在宅で介護を受け、紙おむつ等を使用している方
要介護認定で要介護3～5の判定、なお要介護3で新規申請の場合、認定調査の排尿、または排便の項目において「介助」又は「見守り等」に該当の方
病院に入院していない方
施設に入所していない方（サービス付き高齢者向け住宅は除く）
生計中心者の市町村民税が非課税の方（生活保護世帯は対象外）

引用：茨木市「紙おむつ等支給サービス（家族介護用品支給）」

高齢者訪問理美容サービス出張費助成

高齢者理美容サービス出張費助成は、訪問理美容サービスの出張費を、1回につき1,000円まで助成する制度です。利用料は自己負担になります。申請時期によって助成券の交付枚数が変わります。4～6月は4枚、7～9月は3枚、10～12月は2枚、1～3月は13枚の助成券が交付されます。

対象者は「65歳以上」「茨木市に居住しており在宅で生活している」「要介護3～5」「自力または介助での理美容所の利用が難しい」の4点を満たす方です。

参考：茨木市「高齢者訪問理美容サービス出張費助成」

配食サービス（高齢者食の自立支援サービス）

配食サービス（高齢者食の自立支援サービス）は、食事を定期的に高齢者の居宅に提供するサービスです。また配達時に安否の確認をして問題が合った場合はすぐに関係機関に連絡してもらえます。利用料は1食あたり510円（市民税非課税世帯の場合は410円）です。基本は週に2食までですが、市が低栄養だと認めた場合は週3食が上限となります。

対象者は「おおむね65歳以上の一人暮らしであり、調理困難かつ安否確認が必要な方」です。

参考：茨木市「配食サービス（高齢者食の自立支援サービス）」