瀬戸内市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「とんぼ」、「イシュタールパルコ」、「グレースコートあじさい」をはじめとした、岡山県/瀬戸内市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 3件

全国のおすすめ施設特集

広い居室有りの施設特集

施設に入ってからも、広々とした快適なお部屋で暮らせる施設をピックアップ。

別の条件で検索する

瀬戸内市の駅から探す

施設の種類

瀬戸内市の老人ホーム・介護施設について

瀬戸内（せとうち）市は、岡山県の南東部に位置している市です。こちらでは「瀬戸内市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

瀬戸内市の特徴

瀬戸内市役所（Phronimoi - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

瀬戸内市の人口は3万7,049人です。65歳以上の高齢者人口は1万2,556人で、高齢化率は33.89％となっています。

瀬戸内市の面積は125.46㎢です。市内は牛窓（うしまど）地域、邑久（おく）地域、長船地域の3エリアに分かれています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／瀬戸内市「瀬戸内市の紹介」

瀬戸内市の魅力

瀬戸内市は各エリアごとに異なる魅力があります。牛窓地域は、傾斜地を生かした畑で古くから野菜の栽培が盛んなエリアです。レモンの生産拡大やキャベツの新品種である「寒・感・甘藍（かん・かん・かんらん）」の栽培に力を入れています。

邑久地域は、瀬戸内海に面しているエリアです。長島や木島、段島といった島々や、立花海岸、瀬溝南海岸などの自然豊かな景観に恵まれています。東部の海岸線一帯は瀬戸内海国立公園に指定されています。漁業が盛んで、岡山カキの養殖地としても有名です。

長船地域は、備前刀のブランドである「備前長船（びぜんおさふね）」の生産地です。日本一の生産量と質を誇った刀として有名で、長船町には「備前長船刀剣博物館」があります。

瀬戸内市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

瀬戸内市の主要な駅

瀬戸内市には、JR赤穂（あこう）線が走っています。主要な駅は「邑久」駅です。「岡山」駅まで一本で行き来できます。

また瀬戸内市では、全7路線の市営バスを運行しています。

瀬戸内市役所

瀬戸内市役所の所在地は、岡山県瀬戸内市邑久町尾張300-1です。「邑久」駅から徒歩約5分の場所にあります。

要介護認定の申請は、いきいき長寿課資格給付係で受け付けています。

参考：瀬戸内市役所

瀬戸内市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

瀬戸内市の地域包括支援センターは1カ所です（2021年12月24日現在）。

参考：瀬戸内市「ケアネットせとうち」

瀬戸内市のイベント

瀬戸内市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「牛窓朝市ミニ牡蠣（かき）祭り」は、毎年2月の第2日曜日に牛窓町漁業協同組合前で開催されているイベントです。牛窓産の新鮮野菜のほか、カキ汁や焼きガキが振る舞われます。

「牛窓秋まつり」は、毎年10月の第4土曜日に開催される牛窓神社の秋祭りです。奉納される唐子踊（からこおどり）と太刀踊（たちおどり）は、国選択無形民俗文化財に指定されています。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

瀬戸内市の高齢者支援制度

瀬戸内市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

配食による高齢者等見守り事業

在宅生活を送っている高齢者に、栄養バランスが整った食事を配達する事業です。同時に安否確認をおこない、孤独感の解消も目的としています。配達は、月〜金曜日までの間で1日1回おこないます。料金は、1食当たり400円です。

対象となるのは、瀬戸内市に住所を有している方のうち、以下のいずれかの条件に該当する方です。

65歳以上の高齢者みで構成される世帯で、調理などが困難な方
身体障がい者・知的障がい者・高齢者のみで構成されている世帯で、調理などが困難な方
一人暮らしの高齢者で、疾病などにより見守りが必要な高齢者
市長により配食の必要性を認められた方

問い合わせ先は、市役所いきいき長寿課高齢者支援係となっています。

参考：瀬戸内市「配食による高齢者等見守り事業」

高齢者徘徊対策促進事業

認知症によって、徘徊行動が見られる高齢者を介護する方や家族をサポートする取り組みです。QRコード付きの「どこシル伝言板ラベル・シール」を交付します。発見者がQRコードを読み取ると、インターネット上の伝言板で家族とやりとりができます。

対象となるのは、瀬戸内市内に住所を有していて、次のいずれかに該当する方です。

介護保険法に規定する要介護者または要支援者であって、徘徊行動のある方
医師により認知症と診断された方

参考：瀬戸内市「高齢者徘徊対策促進事業について」

高齢福祉タクシー助成

高齢者がタクシーなどを利用する際に使用できる「高齢福祉タクシー利用券」を交付しています。交付枚数は「6枚✕年度残月数」です。1枚につき500円の助成を受けられます。

対象者は、次の1と2の条件のどちらにも該当する方です。

介護保険法に規定する要支援、要介護の認定を受け認定期間内にある、市内に住所を有する在宅の人
運転免許証（原付やバイクを含む、有効期限切れも含む）を保有していない方

ただし、病院または診療所、認知症対応型共同生活介護施設（グループホーム）、特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護医療院に入院、入所または入居している期間は対象外です。

参考：瀬戸内市「高齢福祉タクシー助成」

瀬戸内市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

瀬戸内市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。瀬戸内市は、岡山市、備前市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。