笠岡市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「青松楼」をはじめとした、岡山県/笠岡市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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笠岡駅 (1)

施設の種類

笠岡市の老人ホーム・介護施設について

笠岡市は岡山県の南西部にあり、瀬戸内海に面した市です。こちらでは「笠岡市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

笠岡市の特徴

笠岡市役所（Vanquish0 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

笠岡市の人口は4万7,160人です。65歳以上の高齢者の人口は1万7,276人で、高齢化率は36.63%となっています（2021年1月1日現在）。

面積は136.24㎢です。笠岡市には高島や白石島、北木島、真鍋島を含む大小31の島々で構成される「笠岡諸島」が属しています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／笠岡市「観光情報」

笠岡市の魅力

瀬戸内海に面した笠岡市は、海の幸が豊富な市です。岡山名物の「カキ」や「シャコ」をはじめ、「ワタリガニ」「イイダコ」といったさまざまな海鮮が楽しめます。

笠岡市では農業も盛んです。「キャベツ」や「イチジク」をはじめ、多くの作物が栽培されています。「笠岡湾干拓地」では、農業用地一面に広がる「トウモロコシ」畑の風景が楽しめます。

また、笠岡市には自然を身近に感じられる観光スポットが点在しています。「カブトガニ博物館」は、世界的に珍しいカブトガニをテーマにしている博物館です。敷地内にある「恐竜公園」では、カブトガニと同じ時代に生息していた恐竜の復元模型が8体展示されています。

笠岡市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

笠岡市の主要な駅

笠岡市では、JR山陽本線が走行しています。主要駅は「笠岡」駅です。駅からは「倉敷」駅や「岡山」駅、「姫路」駅に移動できます。また、有人島を含む笠岡諸島があるため、旅客船やフェリーといった海上交通が発達しています。

笠岡市役所

笠岡市役所の所在地は、笠岡市中央町1-1です。「笠岡市役所前」バス停を下車してすぐに到着します。

要介護認定の申請は、長寿支援課で受け付けています。

参考：笠岡市役所

笠岡市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

笠岡市には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2021年4月1日現在）。

参考：岡山県「高齢者の相談窓口(地域包括支援センター）」

笠岡市のイベント

笠岡市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「金浦（かなうら）のおしぐらんご」は、毎年旧歴の5月5日前後に金浦湾で開催されているイベントです。2隻の和船に乗った6人の漕ぎ手たちが源氏と平家に分かれ、船漕ぎ競争を繰り広げます。源平合戦に由来する歴史ある行事で、笠岡市の重要無形民俗文化財に指定されています。

「いちょう祭りかさおか」は、毎年11月中旬に笠岡駅前商店街周辺で開催されているお祭りです。子どもふろしき市や秋の収穫祭といった催し物や、大道芸人によるパフォーマンスが楽しめます。会場周辺では交通規制がおこなわれ、街中でさまざまなイベントがおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、地域のイベントに参加するところがあります。興味がある方は、入居を検討する施設に確認してみましょう。

笠岡市の高齢者支援制度

笠岡市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者給食サービス事業

食事の調理が難しい高齢者の自宅へ栄養バランスのとれた食事を提供する事業です。配達時は安否確認をし、利用者に異常があった場合は関係機関への連絡などをおこないます。利用できるのは週に2回、2食分までです。1食あたり利用料の半額（上限400円）を市が補助します。

対象は「笠岡市に住む所得税非課税世帯」「65歳以上の一人暮らし高齢者の方、もしくは高齢者のみの世帯」「自立支援の観点でサービスの利用が必要と認められている」の3点を満たす方です。問い合わせは、笠岡市役所長寿支援課で受け付けています。

参考：笠岡市「高齢者給食サービス事業について」

高齢者日常生活用具の給付

笠岡市在住の高齢者に対して日常生活用具を給付する制度です。快適な日常生活を送ることや高齢者福祉の推進につなげています。給付品目や対象者は以下の通りです。

給付品目	対象者	給付額の上限
メガネ	65歳以上の高齢者	3,000円
つえ	65歳以上の寝たきり以外の高齢者	1,000円
手押し車	65歳以上の寝たきり以外の高齢者	5,000円

給付品目を購入する前には、必ず申請が必要です。なお、介護保険法で給付対象となる福祉用具は除きます。問い合わせは、笠岡市役所長寿支援課で受け付けています。

参考：笠岡市「高齢者日常生活用具について」

緊急通報装置の貸与・給付

緊急時にすぐ外部と連絡をとるため、高齢者の自宅に緊急通報装置を設置する事業です。在宅で暮らす高齢者の不安を解消します。利用料は生計中心者の所得税額によって変わります。ただし、非課税世帯や生活保護世帯は無料です。

対象となるのは、70歳以上の一人暮らし高齢者または高齢者のみの世帯に属する方です。なお、緊急通報時に安否確認や関係者への連絡などをおこなう協力員をおおむね3名申請する必要があります。問い合わせは、笠岡市役所長寿支援課で受け付けています。

参考：笠岡市「緊急通報装置の貸与・給付について」

笠岡市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

笠岡市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。笠岡市の隣接地域は、井原市、浅口市、浅口郡里庄町、小田郡矢掛町、広島県福山市、香川県丸亀市、三豊市、仲多度郡多度津町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。