介護の日「介護に関する意識調査」
11月11日は介護の日。この日、オリックスリビング「介護に関する意識調査」の結果が発表されました。
今、介護「する側」である人はいつか自分が「される側」になった時の事が想像できますか? 介護の日を記念して行われた今回の調査では、特にこの部分で男女の意識の違いがはっきり表れたようですよ。
出典:http://www.orixliving.jp/
「家族を介護する事に不安を持っている」のは9割!
ほとんどの方が「家族を介護する事に不安を持っている」、予想通りの結果です。では、さらにその原因を男女別で見ていきましょう。
最も多かった回答は、それぞれ
男女ではっきり意見が分かれていますが、これは考え方の違いではなくそれぞれの立場の違いからくるものなのです。男性が介護をするとなると、少なからず仕事に影響してきますよね。つまり収入に直結する問題ですから、経済的な不安を持つのは不思議ではありません。
また、女性の場合は誰の介護をするかによっても違います。厚生労働省のデータによると自宅での介護は『主な介護者の続柄は「配偶者」が25.7%で最も多く、次いで「子」が20.9%、「子の配偶者」が15.2%』となっています。女性が義父母を介護することは珍しくありません。こういったケースでは、精神的負担を余計に抱え込む結果になるのでしょう。
出典:http://www8.cao.go.jp/
介護の日だからこそ聞けた!?女性たちのホンネ!
男女の考え方の違いが浮き彫りになったのはこれ!これに対する男性の回答で最も多かったのが「自宅で奥さんに介護してもらいたい」
長年、炊事や洗濯にと身の回りの世話をしてくれていた奥さん。その延長線上と言う感覚もあり、どうせなら気心の知れた奥さんにお願いしたい、と思うのでしょう。
対して女性の場合、希望する介護方法のTOP3は「有料老人ホームに入居」「自宅で介護サービスを受ける」「特養に入所」
つまり、男性と違って身内に介護されたいと考える女性が圧倒的に少ないのです。夫に世話をされる申し訳なさ、入浴や排泄を手伝ってもらう事への羞恥心。それは女性にとっては受け入れにくいもので、いっそよそ様のお世話に・・・と考えるようです。
出典:http://www.orixliving.jp/
介護ロボットはあり?なし?
また今回のアンケートでは、ロボットの介護について前向きにとらえている方が多く見られました。現在実用化されている介護用ロボットは、レクリエーション型であったり介護者が装着するパワースーツ型だったり、あくまでサポート役です。ですが、将来的には介護の現場の第一線で活躍するような高機能な物も出てくるでしょう。「主人よりロボットに介護されたい」そんな女性も今後出てくるのかも知れませんね。
参考:http://robotcare.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。