おばあちゃんがバッグから取りだすもの、それは飴
世のおばあちゃんたちって、飴を持っていることが多くありませんか?ニッキ・那智黒・ハッカ飴など懐かしいものから、最新の華やかなキャンディまでその種類は人それぞれ。巷のおばあちゃんたちは、どうしていつも飴を持っているのでしょうか?
理由その1:口の中が乾燥するから
年をとると体の水分量が減り、唾液も少なくなってきます。そう、肌だけでなく口の中の潤いも減ってくるのです。こまめに水分を摂れるといいのですが、水筒やペットボトルっておばあちゃんには結構重く感じるもの。それに、トイレも近くなってくるお年頃。あまり出先で水分を摂りたくないという気持ちも働くのではないでしょうか。
その点、飴なら重くありませんし、最近では個包装されていて携帯にも便利。のどが乾いたり咳き込んだりしたときに舐めると、唾液が出て口の中が潤いますよね。
理由その2:エネルギーチャージ!
活動的な現代のおばあちゃんたち、家に閉じこもってなんかいません。趣味の集まりに、買い物に、はたまたお詣りにと積極的に出かけて行きます。お友だちと美味しいものを食べに、ということもありますよね。ただ、若い時のように一度の食事の量が多くないため、ちょこちょこおなかが空くようなんです。小腹が空いたからといって、カフェでちょっと一休み......なんてもったいない!そんなときは飴でエネルギーをチャージして、さあ、次のお店に行きましょう♪
理由その3:コミュニケーションツールとしての飴
その場に居合わせた人に飴をあげるおばあちゃん。そんなシーンに遭遇したことはありませんか?自分のおばあちゃんや、ヨソのおばあちゃんから飴をもらったことは?「おひとつ、どうぞ」と差し出された飴をきっかけにコミュニケーションがスムーズにとれるんだそうですよ。それほど値段が高くなくて、手のひらにのる小さな飴、あげる側ももらう側も気軽に好意のやりとりができるのかもしれませんね。
とはいっても、食べ過ぎには気をつけて
昔はお菓子といっても、今ほどバラエティに富んだものではありませんでした。身近な甘いものといえば飴、そんな時代だったのではないでしょうか。おばあちゃん世代になじみ深い飴、自分も安心して口にでき、そして親愛をこめて人にもあげることのできるスイーツなのでしょう。
今では飴の種類も増えて、味もさまざま。最近では熱中症対策に効果があるという塩飴も人気が高まっています。おばあちゃんたちにとって選ぶ楽しみもありますよね。
ただ、あまり頻繁に舐めていると歯にも影響がありますし、糖分や塩分も心配です。くれぐれも食べ過ぎ、舐め過ぎには気をつけてくださいね。
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。