まとめ

生きているうちに棺桶に入る!?入棺体験が大人気

だいぶポピュラーになってきた「終活」。遺言書を書いたり遺影を撮ったり、いろいろとありますが、棺桶に入ってみるという方法も!?

入棺体験

ますます広がる「終活ブーム」

終活」という言葉を聞いたことがないという人は、もうほとんどいないのではないでしょうか。エンディングノートや遺影撮影、遺書のしたためなど、よりよい人生の終わりを迎えるためにさまざまな活動が注目されています。

そんな終活ブームの今、ひそかに注目を集める「入棺体験」という言葉を聞いたことはありますか?これは文字通り、棺桶に入る体験をするというもの。でも一体なんのためにするのでしょうか?どんな体験ができるのでしょうか?

「入棺体験」ってどんなことをするの?

日経トレンディネットで紹介されている入棺体験は、実際に棺に横たわり、暗闇の中で3分間過ごすというもの。これがインターネットで告知した途端定員が埋まるほど人気があるんだとか。親を看取り、自分の死を意識しはじめる世代だけでなく、20代の若い人も参加しています。主催者は「死について考えると同時に、その人らしい葬儀について考えるきっかけになれば」と、この入棺体験を行っているそうです。たった3分間とはいえ、不思議な気持ちを味わえそうですね。

出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp/

あの世へ行く時、棺桶に入れていきたいものは…

以前、介護のほんねニュースのインタビューでご紹介した株式会社おくりびとアカデミー代表取締役の木村光希さん。イケメン納棺士の彼は、「納棺の儀」の実演の場などで入棺体験を勧めている一人です。実際に葬儀に立ち会ってきた経験から、元気なうちにエンディングについて話し合っておくことの大切さを感じています。

今はまだ元気だから大丈夫と思っても、死は突然やってくるもの。いざという時が来ても何の準備もしていなければ家族は戸惑ってしまうことでしょう。棺に入るときに身につける服や入れてほしいものなど、元気なうちに確認しておけば家族も迷いません。
また、木村さんは「施設での看取りが増えた今、介護・看護・葬儀の連携も必要」と言います。意外と家族が知らない故人の好みを、施設のスタッフが把握していることもあるのだとか。その情報を納棺士に引き継ぐことで、より良いエンディングになるのではと考えているそうです。

旅立つ人も残される人も、心残りをなくすために

親の死や自分の死について家族で話し合うのは難しいもの。ですが入棺体験を通して死について前向きに考えられるようになったという声もあります。
いきなり棺桶に入ってみるということがイメージできない人には、エンディングノートもおすすめです。これは法的効力はないものの、自分の最期についての希望などを書き残せる重要なアイテム。残される家族も故人の望みを叶えることができるなら、悲しみも前向きに受け入れやすくなるはず。
心残りがないよう、できることからやってみるといいかもしません。

ノック

この記事の寄稿者

ノック

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

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