「年を取ったな・・・」という感覚
みなさんは、自分の老いを感じることはありますか?
日経BPコンサルティングが行った調査によると、「自分自身に老いを感じる?」という質問に対して「感じる」と答えた人が49.6%、「まあ感じる」と答えた人が38.6%(回答者の平均年齢は40代半ば)。程度の違いはあれ9割近い人が老いを感じていることがわかります。
では、人はどんな時に老いを感じているのでしょうか?
外見の変化に老いを感じるこんなとき
アサヒグループホールディングスのハピ研・毎週アンケート(2005年1月19日)から、「老いを感じる瞬間」ベスト3をご紹介しましょう。
男性は
女性は
となっています。男性は髪の変化に敏感、女性は肌の変化に老いを感じる人が多いようですね。
体力に老いを感じるこんなとき
老いを感じるのは外見だけではありません。年代によって差はありますが、「疲れが取れにくくなった」「運動をすると、2~3日後に筋肉痛が出る」「階段を上ると息が切れる」「徹夜ができなくなった」など、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか?ほかにも「人の名前を思い出せない」「健康が気になる」など記憶やものの考え方に関することも挙げられています。
親の老いを感じるこんなとき
自分自身の老いだけでなく、自分の親の老いを感じる瞬間はどうでしょうか?マイナビスチューデントでは、「親が老けたと感じた瞬間」のアンケート結果が紹介されています。「身長が低くなり背中が丸まっている」「顔のシワ」などの外見の変化や、「耳が遠くなった」「お酒が弱くなった」などの身体能力の衰えに親の老いを感じる方が多いようです。
中には「すごく厳しかった親が、今は何をしても怒らなくなった」という回答も。親の老いって、なんだか切なく感じられますね。
「老い」を感じる瞬間は人それぞれ
自分の老い、親の老いを感じる瞬間をご紹介してきましたが、私が自分の老いを強く感じたのは「写真」でした。何年ぶりかで撮ってもらった写真、実家の母にそっくりだったのです。
ところで、サッカー選手のリオネル・メッシをご存知でしょうか?13歳でFCバルセロナに入団し17歳でトップチームデビューした彼。昨年まだ27歳の若さながら「老い」を感じてしまったのだとか。13歳から一流クラブチームでプレーしてきた彼には「若い頃」の基準が私たちとは違うのかもしれませんね。
さて、あなたはどんなときに老いを感じますか?
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。