【Human Welfare Conference Japan スピンオフセミナー】in 六本木ヒルズ
11月23日(日)、「介護のほんね」を運営するプラチナファクトリー株式会社の所在地である六本木ヒルズにて、【Human Welfare Conference Japan スピンオフセミナー】in 六本木ヒルズが開催されました!今回のテーマは、「若者が熱狂する高齢者福祉施設を創るには」。
株式会社セーフセクション代表取締役 安部諒一氏と厚生労働省福祉基盤課福祉人材確保対策室長 武内和久氏の2名をゲストに迎え、それぞれの立場で介護人材の確保にどう取り組んでいるかご発表いただきました。 前半は、安部氏によるトークパート。
安部氏は現在28歳の若手経営者で、代表を務める株式会社セーフセクションが運営する住宅型有料老人ホーム「musubi」には、毎年1000名を超える新卒入社希望者が集まるといいます。今回は、人気就職先となるまでの会社の歴史や、就職希望の学生に魅力を伝えるために行っていることなどをお話しされました。
安部氏によると、応募してくる学生の多くは介護経験がなく、福祉系学科以外から集まるといいます。「musubi」ではこうした背景を踏まえ、介護のイメージよりも会社や未来へのビジョンに興味を持ってもらえるよう、セミナーの内容などを工夫しているとのことです。 後半は、安部氏、武内氏、主催のNPO法人Ubdobe代表理事 岡、介護ラボしゅう 中浜、の4名によるパネルディスカッション。
武内氏は、団塊の世代が後期高齢者となるころに介護人材の大幅な不足が懸念されている2025年問題を見据え、国としては「富士山型」の構造を目指して人材を確保していく考えであることをお話しされました。「富士山型」構造とは、より幅広い人材が介護に携われるよう“すそ野”を広げ、同時により専門性を追及し“高さ”を高めていくという考え方です。
2025年問題のような人材不足にどう立ち向かっていくのか、介護の現場と国という異なる立場の二人からそれぞれ熱い意見が交わされました。
次回の開催について
次回の【Human Welfare Conference Japan スピンオフセミナー】in 六本木ヒルズは12月21日(日)!年内最後の開催となります。
介護のほんねニュースのインタビューでも登場した、株式会社おくりびとアカデミー代表取締役 木村光希氏をゲストに迎え、「日本式納棺技術をアジア全域に広める理由」をテーマにトーク・パネルディスカッションを行う予定です。ご参加ご希望の方はFacebookページをご参照ください!
FACEBOOK PAGE:https://www.facebook.com/events/1066684613347943
HOMEPAGE:http://ubdobe.jp/news/2256.php
※全日程 13:30 受付開始/14:00〜17:00 セミナー&パネルディスカッション
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この記事の寄稿者
横尾千歌
「介護のほんね」ディレクター。介護の用語や介護関連の仕事のこと、高齢者向けの住宅事情など、今まで縁遠かった人でも読みやすいよう図や絵とともに情報を発信します。