結婚したくない男女が増えている。そのワケとは
日本生命保険が実施した結婚に関するアンケートによると、独身者の4分の1が「結婚したくない」と回答。
なかでも独身女性の約3割が「結婚したくない」「あまり結婚したくない」と答えたのだそう。男性が「経済的な理由」と答える一方で、女性は「結婚にプラスのイメージが持てない」と答えた人が多いのも特徴でした。
このように、結婚をしない男女は年々増加傾向に。いまや、独身を謳歌するお一人様は珍しい存在ではないのです。
一人カラオケ、一人焼肉、ついには一人ウェディングも登場!?
未婚者が増えた今、お一人様にとっては過ごしやすい時代が到来しつつあると言えるでしょう。
一人カラオケや一人焼肉などは専門店も登場し、お一人様のハードルはぐっと下がっています。平日のカラオケボックスは、一人カラオケを楽しむ中高年で賑わっているんですよ。また最近では、パートナーがいなくても、憧れの結婚式を実現できる「ソロウェディング」まで登場。
独身者が多い今、お一人様はけっして孤独ではありません。インターネットを通じて、趣味友達や独身の同志を探すことだって可能です。
結婚にこだわらず、充実したお一人様ライフを楽しみながら人生を送るという選択肢、大いにアリなのかもしれません。
お一人様を襲う「未婚の弊害」とは・・・?
独身を謳歌しやすくなったとはいえ、時に未婚であることが不便になる場面も。
たとえば、入院しなければならなくなったとき。多くの病院では、入院時に保証人が必要となります。保証人を立てる一番の理由は「医療費支払いの保証」です。頼れる両親や兄弟が健在で近くに住んでいればいいのですが、そうでない場合は保証人として頼れる相手を見つけておく必要があります。
また、保証人とは別に身元引受人が必要となることも。保証会社を利用できる場合もありますが、いざとなったときに頼り合える相手がいると心強いですね。
お一人様の最期はどうなる?
身よりのないお一人様が突然倒れてしまったら、周囲のひとはどう対処すべきか困ってしまいます。事故や認知症を発症するなど、自分の意思を伝えられなくなってしまう可能性だってあります。
そんなときに役立つのがエンディングノートです。
どのような介護施設に入所したいか、いざとなったときの延命治療は望むのか。加入している保険や、財産などを記しておけば、介護に使える予算だって明確です。また、亡くなったときの葬儀に対する希望などを記しておけば、いざとなったときに自分の意思を伝えることができます。
独り身だからこそ、自分の意思を確実に伝えられるよう準備しておくことが重要ですね。
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この記事の寄稿者
シノヅカヨーコ
家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。 子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。