エアコンの効いた部屋でくつろぎたいけれど…
暑い日が続くとただそれだけで体力が奪われてしまい、動くのもおっくうになってしまいますね。涼しい部屋でゆったり快適に過ごしたいところですが、それが習慣化すると運動不足となり夏バテを加速させる原因となってしまうので、できるだけ避けたいものです。特に高齢者にとって、季節を問わず毎日少しずつでも体を動かすことは介護予防に繋がるとても意義のあること。そこで、夏でも気軽に取り組める、屋内でもできる運動をご紹介したいと思います。
夏の風物詩、ラジオ体操をやってみよう!
暑いから動きたくない…と思っても、実は早運動に適した時間帯があります。それは早朝。まだ気温も高くなく、日差しも強くないこの時間帯は意外と多くの方がウォーキングやペットの散歩を楽しんでいます。そして夏休み恒例といえばやはりラジオ体操。公園に集まる子どもたちに混ざって体操するのも良いですし、テレビ放送を見ながら家の中で気軽に行うこともできます。
これならできる!?ながら運動の王様「その場ウォーキング」
洗濯物を干しながら、食事を作りながら、テレビを見ながらできるのがこの「その場ウォーキング」。膝を水平に引きあげるように足踏みをすることで、下半身の筋力アップに効果が期待できます。手が空いていれば、肘を直角に曲げて一緒に腕ふりをします。目標回数は300回(千葉県医師会『夏の運動不足解消法』より)。ちょっとトイレに移動するときも、意識的に膝を引き上げるように歩いてみましょう。
足腰を鍛える壁スクワット
運動してる!と実感を得たい方には、壁スクワットがオススメです。スクワットは下半身の筋肉をしっかり鍛えることができる、とても効果的な運動。壁スクワットは、壁に背中を付けた状態でゆっくりと膝を曲げ腰を落とします。太ももの裏側に力が入り、ちょっとキツイかなというところでキープ。そしてゆっくり戻ります。さらに壁に背中を付けて行うのでふらついても安全ですし、正しいスクワットができてまさに一石二鳥でしょう。継続することが大切ですから、できる回数からトライしてみましょう。
暑い夏は動いて夏バテ知らずの体になろう!
運動をするときは、たとえ室内であったとしてもこまめな水分補給は忘れずに。涼しい部屋で休息をとる場合は首・手首・足首を冷やさないようにすれば、体が冷え過ぎるのを予防できます。意識的に体を動かすことで食欲もわき、良質な睡眠も期待できそうです。早速今日から日常生活に運動を取り入れてみてはいかがですか?
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この記事の寄稿者
チヴェッタ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。