まとめ

アルツハイマー型認知症は「取り繕い」が上手!?

空気を読むのが上手くて社交的、そして取り繕い上手。そんな高齢者のアルツハイマー型認知症の初期症状にはご家族でも気付けない?

アルツハイマー型認知症

認知症治療で大切なのは早期発見

ほとんどの認知症は早期に治療を始めればある程度進行を遅らせることが可能です。そのためにはやはり早期発見、ご家族や周囲の方の協力は不可欠。そして、それは認知症の半数を占めるアルツハイマー型の場合も例外ではありません。
アルツハイマー型認知症の初期症状の中で、特に目立つのは「エピソード記憶」に関するものだといわれています。例えば昨日の夕食のメニュー、最近見た映画のタイトル。これらは本人やごく身近なご家族しか正解を知らない情報です。ほかに目立つ症状がなければ、お医者さんでもちょっと診断が難しいかもしれませんね。だからこそ日頃からご家族が様子をしっかり見ておく必要があるのですが・・・。
アルツハイマーの方に見られる特有の症状は、ご家族の目すらごまかしてしまうかも知れません。

アルツハイマー型認知症に多い「取り繕い」

「今日は何の日か覚えてる?」と聞かれて「何の日だったっけ?」とほかの人に助け船を求めたり、「今忙しいから」とごまかしてみたり。答えられない質問を受けたとき、こんなふうにひとまずその場を取り繕っていることはありませんか?
実はアルツハイマー型認知症の方は、この「取り繕い」が上手な方が多いのだそうです。もし日付や年齢を家族にたずねたときに「この年になったら関係ないよ」と笑い飛ばされたら、なんだかごまかされてしまいそうじゃないですか?
そして、「どうだったかな?」と近くにいるご家族にさりげなく助けてもらう「振り返り」現象。こちらもうまくやれば周囲に話を振っているだけにしか見えません。

これらを巧みに使いこなすご家族の認知症のサイン、あなたは見抜く自信がありますか?

出典:http://medley.life/

もし取り繕いに気付いたら?

もしご家族の取り繕い症状に気付いても「ごまかさないの!」なんて頭ごなしに注意はしないでください。思い出せないことを気付かれたくない、場の雰囲気を壊したくない、本人のそんな思いから出る行動なのです。
取り繕いがみられるということは、まだある程度の社交性が保たれている証拠。周囲の目を気にしてもいますし、まだ目立った症状は出ていないかしれません。ですが「怒りっぽくなった」「ミスが増えた」「性格が変わった」といった症状が同時にみられるなら、少し注意深く観察していく必要がありそうです。症状が進む前に医師やケアマネジャーなどに相談し、その人らしく暮らし続けられる方法を探ってみてくださいね。

出典:http://www.alzheimer.or.jp/

ポッポ

この記事の寄稿者

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