気になる介護施設の食事
介護施設を選ぶポイントはいろいろあると思います。どんな設備があるのか、どんなケアが受けられるのか、お金はどのくらいかかるのか・・・などなど。
でも、毎日の食事もとても大切だと思いませんか?食事を楽しむことは、暮らしそのものを楽しむことにつながります。最近では食事にこだわる介護施設も増えてきました。
社長自らチェックする美味しい食事
埼玉県さいたま市の「ライフコミューン南与野」は食事の時間が楽しみになるようなさまざまな取り組みをされています。
「運営母体である木下の介護社の社長が定期的に施設をまわり、お食事の味付けや盛り付け、食器などまでをも厳しくチェックされているとのことで、安心感があります。(お米は施設で精米されているそうです)また、施設のご飯だけでなく、季節の特別メニューなどもふんだんに用意されており、外部から蕎麦職人を呼んで生蕎麦を打ってもらったりといった企画もあるそうです。」
− 「ライフコミューン南与野」に寄せられたkooei (男性/30代)さんの「スタッフの質がとても高く、心温まる施設」より
社長自らチェックしているなんて、美味しい食事に対するこだわりが伝わってきますね。
たまには軽食が食べたい!そんなメニューが選べる介護施設
神奈川県横浜市の「ニチイホーム上星川」では、通常の食事以外に選べるメニューがあるそうです。
「スパゲッティ、親子丼、うどんなどの7種類のメニューから好きなものを選ぶことが出来るということです。自分の食べたいものを選べるというのはすごくいいなと思いました。どんなに豪華な食事でもたまには、簡単なものも食べたくなるものですからね。皆さん、とても楽しそうにお食事をされていました。」
− 「ニチイホーム上星川」に寄せられたchutoto0909(女性/40代)さんの「安心のニチイホームの施設です。」より
いくら工夫を凝らしたメニューでも、定食ばかりだと「ちょっとお蕎麦が食べたい!」ってこともありますよね。自分の食べたいものが食べられるって、実はとても幸せなことなんですね。
管理栄養士が栄養価を考えた味付けにこだわる介護施設
京都府京都市の「グランメゾン迎賓館 京都嵐山」。管理栄養士監修のもとで、地元の食材・季節の食材を活かした食事を心がけているそうです。
「管理栄養士による管理されたメニューです。塩分量も抑えられています。カロリーやタンパク質量の増減は、ご飯の量とおかずの量で対応しています。ご飯は、おかゆや軟飯に対応、おかずは一口大やきざみで対応します。京都らしい、出汁のきいた薄味で美味しいとおもいます。」
− 「グランメゾン迎賓館 京都嵐山」に寄せられたうさまにあ(女性/40代)さんの「静かですごしやすい」より
柔軟で細やかな対応は管理栄養士さんならでは。常食のほかに、軟菜食、ミキサー食はもちろん、カロリー制限食や減塩食、たんぱく制限食にも対応してくれるそうですよ。
いつまでもキッチンに立ちたい!一緒に料理できる介護施設
東京都町田市にある「愛の家グループホーム町田相原」は認知症の方のための施設です。こちらでは「食べる楽しみ」に「作る楽しみ」もちょっとだけプラス。スタッフの方と一緒に料理を作ることも。
「栄養士の方が作成したメニューなので栄養面でも安心ですし、入居者が調理を手伝うこともできるそうで、義母に合っていると思いました。」
− 「愛の家グループホーム町田相原」に寄せられたNon-no(女性/40代)さんの「入居者とスタッフの距離が近く、アットホームな雰囲気の施設」より
少人数のユニットだからこそできるサービスでもありますが、利用者さんができるだけ自分の家にいるかのように暮らすこと、それ自体がケアにつながっているんですね。
食事は生きる喜びを感じ、五感を刺激してくれる大切な時間
ここでご紹介した以外にも、食事に力を入れている介護施設はたくさんあります。あなたもぜひ、「美味しそうな」施設を探してみませんか?介護施設では食事付き見学会をしているところもたくさんあります。お問い合わせする時はお昼時に行って食事の体験が可能か聞いてみてくださいね。
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。