今、子どもとふれあえる介護施設が大人気!
保育園などの子ども向け施設と介護施設が併設された「幼老複合施設」。子ども・高齢者・地域住民にそれぞれメリットがあることから、近頃注目が集まっていますね。あまり近くにないという方は実際にはどうなのか気になるところではないでしょうか?それではさっそく、介護のほんねに届けられたみなさんの声を見てみましょう!
富山県のサービス付き高齢者向け住宅『桜谷の里』
同じ福祉法人が運営する桜谷保育園との交流が盛んに行われています。園児たちが育てた野菜をおすそ分けしてもらうこともあるんだとか。
「すぐ近くに保育園があり、子どもたちとの交流が盛んです。子どもたちと一緒におもちつきをしたり、節句を祝ったりする写真が飾ってありました。また、小学校も近くにあり利用者と一緒に過ごすこともあるようです。」
− 「桜谷の里」に寄せられたそうる (男性/20代)さんの「子どもとの交流が多い施設」より
子どもとの交流は盛んですが、施設は住宅街の中にあるため落ち着いた雰囲気で生活することができます。
静岡県の特別養護老人ホーム『福聚荘』
「同じグループに、保育所が3か所あるので、かわいらしい子どもたちとの交流がたくさんあります。私はそこの保育士、母はこちらに勤務していたのですが、子どもたちと交流しているときのご利用者様は、とても楽しそうでにこやかでした。」
− 「特別養護老人ホーム福聚荘」に寄せられたみいみ (女性/30代)さんの「保育園児との交流あり」より
「4月新茶会・五月の節句、7月七夕8月納涼会そのほか幼稚園との交流会、えびす講、もちつき、ひなまつりそのほか暦上のイベントに即した食事、おやつ等提供しています。いちばん大きなイベントは8月の納涼会で、ご家族・地域の方々・ボランティアの方々などのご協力を頂き、やぐらを組み、和太鼓を叩き、盆踊り・夏祭り風の屋台の出店・おでん・焼きそば・ヨーヨー釣りなどを行っている。」
− 「特別養護老人ホーム福聚荘」に寄せられたかかかかず (男性/40代)さんの「利用者さんの目線に立ち、寄り添う施設」より
とにかく年間行事も盛りだくさん、入居者の皆さんも存分に子どもや地域の方との交流満喫中。グループが経営するゆりかご保育所のホームページからもその様子がうかがえます。一緒に歌やお遊戯をして、時には昔を思い出すのか涙ぐむ入居者の方もいるそうですよ。お互いに良い刺激を受けているみたいです。
千葉市の軽費老人ホーム『行徳ケアハウス翔裕園』
代表的な幼老複合施設の取り組みとしてテレビ番組で取り上げられたこともある施設。
「施設は、公民館、保育園、中学校などと一体となった建物の中にあり、子どもや地域の方とふれあい、交流する事ができます。また、1キロ程の所にある野鳥の楽園では、野鳥や渡り鳥を観察する事ができ、便利な立地でありながら自然を味わう事のできる施設です。」
− 「行徳ケアハウス翔裕園」に寄せられたかずこ (女性/40代)さんの「中学校、保育園と一体となった施設です」より
1階は保育園、2階3階は中学校、4階以上が入居者の居室というちょっとユニークな造り。600人以上収容可能な公会堂は、多世代交流の場として活用されているようです。屋上庭園では四季折々の花を楽しむことができ、ヒーリング効果も満点ですね。
千葉県の有料老人ホーム『イリーゼ船橋三咲』
「保育園が隣接していて、小さな子ども達が側にいるのはとても良い雰囲気だし、入居されている方々も良い刺激があると思いました。」
− 「イリーゼ船橋三咲」に寄せられたPegasus (男性/50代)さんの「最寄駅から近くて、リーズナブルで子供たちの声が聞こえます」より
駅から近いためアクセス環境もばっちり。入居金ゼロ円からと手頃な価格でありながら、設備や食事、介護看護体制などワンランク上の介護施設といった感じです。スタッフさんの雰囲気も好評のようですから、上手に運営されているのでしょう。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。