まとめ

これからの介護スタイルを決める計画書「ケアプラン」って?

どの介護サービスをいつ、どんな頻度で利用するのかを決める「ケアプラン」。利用者と家族のライフスタイルを決めるのに、重要な役割を担っています。

ケアプラン

どんな介護サービスを利用するかを記した「ケアプラン」

ケアプランとは、いつどんな介護サービスを利用するかを記したサービス計画書です。介護保険を使って利用できる介護サービスの種類はいくつもあります。利用者のお身体の状態や家族の状況、経済状況などによっても、使いたいサービスは人それぞれ。こうしたニーズに合わせて適切なケアを受けられるように作成される利用計画書がケアプランです。具体的には、デイサービスの利用回数や、ヘルパーをどこにお願いするか、金額はいくらかかるかなどが記されます。

出典:http://www.kaigokensaku.jp/

ケアプランは誰がつくるもの?

要介護1以上の場合、ケアプランはケアマネジャーのいるケアプラン作成事業者に依頼するのが一般的です。要支援1~2の場合、お住まいの自治体にある地域包括支援センターに依頼します。
少数ではありますが、介護を受ける人の家族が自らケアプランを作成することもあります。ただし、介護保険適用外の有料サービスなどは自力で探さなければなりませんし、書類や点数計算も自力で行う必要があります。介護がはじまってから自己作成を目指すことも可能ですから、最初はケアマネジャーに依頼するのが無難かもしれません。

ケアプランの作成にかかる費用はどのぐらい?

ケアマネジャーにケアプランを作成してもらっても、利用者にお金の負担はありません。ケアマネジャーへ支払うお金はすべて、介護保険からまかなわれます。また、自己作成をしたからといって報酬が出るわけではありません。

ケアプランはこれからの生き方を決める指針

ケアプランの内容は、ケアマネジャーがひとりで決めるものではありません。利用者本人と、家族の意見が大きく反映されるものです。家族がどのぐらい介護に加わることができるか、またかけられる予算はどれぐらいか。より良い介護サービスを受けるために自己負担のサービスを利用するかどうか。利用者の生活のスケジュールを決める大切なものですから、信頼できるケアマネジャーにお願いしたいものです。今後の介護はケアプランを作成するケアマネジャーにかかっているとも言えます。

ライフスタイルと相談して無理のないケアプランをつくろう

ケアプランを作るときに気をつけたいのが「無理のあるプランを立ててしまうこと」です。利用者に寄り添いたい一心で、介護サービスの利用を最低限にプランニングし、結果家族が支えきれなくなってしまう。自己負担の多いサービスを利用しすぎてしまい、経済的に回らなくなってしまう・・・。このような悲劇を生まないためにも、ケアマネジャーに包み隠さず話すのがコツです。
利用者が、どのようなライフスタイルを送ってきたか。またこれからやりたいことはあるか。支える家族が無理なく介護に参加できるのはどこまでか。経済状況や、別居の家族のこと。なんでも打ち明けてみましょう。どのような介護スタイルが向いているか、ケアマネジャーはきっと親身になって提案をしてくれますよ。

シノヅカヨーコ

この記事の寄稿者

シノヅカヨーコ

家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。  子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。

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