子育て支援センターとは?
厚生労働省の通達に基づく施設で、特別保育事業のひとつが「子育て支援センター」。遊び場や保護者が集まる場を提供したり、育児に対する不安の相談、サークル活動などを通して地域での子育てをサポートします。各自治体が中心となり公的施設を設けたり、市長村長が保育所等を指定して委託する場合もあります。
子育てで困った時、きっとあなたの地域にある子育て支援センターも力になってくれるはずですよ。
利用するにはどうすればいいの?
センターによって手続きが異なるので、利用したいなと思ったら最寄りの子育て支援センターに確認してみてくださいね。登録制の場合は事前に申請(登録)しておきましょう。基本的に無料ですが、託児サービス利用やイベント時には利用料が必要になることもあります。
子育て支援センターってどんなことができるの?
福岡県直方市の子育て支援センターの活動を例にご紹介します。手遊びや絵本の読み聞かせなどのほかに、ピクニックや壊れたおもちゃを直してくれる「おもちゃ病院」、食育講座でミニトマトを育てるなんて楽しそうですね。
出典:http://www.city.nogata.fukuoka.jp/
一部の子育て支援センターでは一時預かりも
病院の通院や上の子の学校など、小さい子どもを連れて行くのは大変な時ってありますよね。そんなときは、子育て支援センターの一時預かりのサービスを利用してみましょう。埼玉県にある浦和乳幼児センターでは子どもと離れてゆっくりしたいという理由もOK!ただし予約と手続きが必要です。お近くの子育て支援センターにもそんなサービスがあるかもしれません。いざというときのためにもチェックしておきたいですね。
広がる子育て支援センターのこれから
1993年度に国の事業としてはじまり、現在では全国2500カ所以上にある子育て支援センター。地域に密着したその役割は、今後もますます広がっていきそうです。乳幼児とその保護者という組合せだけでなく、介護する人にもこういう場があったらいいですよね。介護する人にも介護される人にも、きっと笑顔が増えるのではないでしょうか。
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。