日本人の睡眠時間は6時間弱!?
世界的に見てもトップクラスで労働時間が長く、睡眠時間も短い国、それが日本です。睡眠は、蓄積した体と心の疲労回復を促す大事な時間。本来なら労働時間が長い日本人こそたっぷり睡眠をとるべきなんです。かといって、今より睡眠時間を30分長くとることすら難しい方も多いですよね。
そんな方にぜひおすすめしたいのが昼寝の習慣。昼ご飯を食べてさあもう一仕事!という矢先になぜか睡魔が…こんな経験ありませんか?人間の眠気にはいくつかのタイプがあり、そのうち「12時間周期」のものがちょうどこの昼食後にやってくるんです。
アメリカではこの時間を利用した「パワーナップ」がじわじわ広まりつつあります。その具体的な効果と方法について見てみましょう。
午後からの仕事能率アップ!大人の昼寝効果は?
パワーナップは、アメリカの心理学者が推奨する15〜20分程度の短い昼寝のこと。これによって脳内が整理され、脳内疲労も回復します。記憶力と集中力がアップしたこの状態、眠い目をこすりながら仕事をするより格段にミスは減ります。こういった心理学的根拠に基づいて、Googleなどの企業では社員に昼寝を推奨しているそうですよ。多くの企業が「昼寝は社員の士気や生産性をアップさせる優れた手段」と前向きにとらえているのは羨ましい限りです。
日本でも、休憩時間にデスクでうたた寝するくらいならとがめられないのではないでしょうか。寝つきの悪い方でもただ眼をつむるだけでほぼ同等の効果が得られます。よりすっきり目覚めたいなら、昼寝前にコーヒーを飲んでおきましょう。
出典:http://biz-journal.jp/
寝る子は育つ!子供の昼寝効果は?
睡眠中は成長ホルモンの分泌がもっとも活発な時間帯。成長期まっさかりの子どものうちは、特にたっぷり睡眠をとる必要があります。そして子どもの昼寝には生活リズムを整えるという大切な役割があるのです。朝はいくら眠たそうでもだらだらと寝かさず、その分を1〜2時間程度の昼寝で補うようにしましょう。もちろん早寝も基本です。ちなみに1〜3歳児は1日12時間、6歳でも10時間程度の睡眠が必要なようですよ。
寝すぎも注意!高齢者の昼寝は30分まで!?
高齢者が30分程度の昼寝をすると、午後の活動が活発になり夜間もしっかり眠れるという効果が確認されています。また、高血圧や虚血性心疾患の予防にも役立つんだとか。ですが、昼寝が1時間以上に及ぶと心筋梗塞などのリスクが高まるというちょっと怖いデータも出ているようです。あまり昼寝の時間が長くなり過ぎないように、身近にいる方が配慮するようにしましょう。出典:http://home.hiroshima-u.ac.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。