まとめ

五月病になるのはなぜ?

毎年この時期になるとなぜか増える五月病患者さん。その正体は適応障害と言われる病気がほとんど。でも、そのまま進行すれば慢性化しやすいうつ病になってしまうことも…。

五月病はなぜ起きる

五月病の正体は?

学生さんや新社会人が、ようやく新しい環境になじんでくる5月。毎年この時期は、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」、そう訴える人が急増するそうです。いわゆる五月病といわれる症状ですが、これは正式な病名ではありません。実際には「うつ病」や「適応障害」と診断される人がほとんど。そして2つとも症状はよく似ていますが、適応障害は「ストレス発生から1か月以内に発症、6か月以内に症状がおさまる」とされています()。ですから五月病の場合はまずこちらの診断を受けることが多いようです。とはいっても、この適応障害から慢性化しやすいうつ病へと進行してしまう患者さん、そう少なくはないようですよ。
気候も穏やかで過ごしやすいこの5月、なぜこんな患者さんが増えてくるのでしょうか?

なぜ5月病になるの?

環境が変わって最初の1か月、時間はめまぐるしく過ぎていきます。会社員なら新人研修、学生も新しい仲間との人間関係を築くのにとにかく忙しい時期。まだまだ誰もがやる気に満ち溢れています。
ですが、ちょっと落ち着いてきた5月頃にふと振り返ってみると・・・これまでの反省や後悔、今後に対する不安などで強いストレスを感じ、うつ症状を発生しやすくなるんだそうです。

ちなみに、一般的に5月病になりやすいといわれるタイプの方は
  • おとなしい、内向的な人・・・「今後の人間関係が不安」「うまくやって行けるか不安」→ストレス
  • 完璧主義、責任感が強い人・・・「失敗しないか不安」「自分の思うとおりに行かなかった」→ストレス
  • 我慢強い人・・・とにかく1か月間の我慢が積もり積もってストレスに!
  • こんなパターンにあてはまるケースが多いようです。

    ストレスは1人で抱え込まないで!

    五月病の原因となるのはストレス。でもそのストレスの原因ってどれも漠然としているとは思いませんか?
    「自分はおとなしいから友達ができないかもしれない」
    「あまり仕事ができずに上司をがっかりさせたかもしれない」など。
    でも、もしかしたらあなたに話しかけるチャンスを待っている人もいるかもしれませんし、その仕事ぶりに上司は舌を巻いているかもしれません。確認もせずに1人で抱えて落ち込んでいるなんて損ですよね。
    これから新しい環境でうまくやっていくために、まず自分の気持ちを話せる相手を見つけましょう。同じ悩みを抱えているかもしれない職場の同僚、同じ悩みを乗り越えてきただろう先輩、意外と身近に味方はいるものです。特に内向的な性格の人の場合、まだ人間関係が出来上がっていない今がチャンス。あとから寂しい思いをしないためにも、最初の一歩を踏み出す勇気は大切ですよ!
    ポッポ

    この記事の寄稿者

    ポッポ

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