ショートステイでちょっとひと息
介護をする人もされる人も、住み慣れた場所で過ごせるのが在宅介護の良いところ。ですがその一方で、高齢者の方が引きこもりがちになりやすいという一面も。また、介護をしている家族がひと息つける時間も限られてきます。そんな高齢者の方の孤独感の解消と、介護をしている家族の負担を軽くするために提供されているのがショートステイ(短期入所生活介護)。特養などの介護老人福祉施設が提供している短期間だけ入所できるサービスです。ここでは、日常生活上の支援(入浴や食事介助)、機能訓練などを受けることができます。
「泊まりで出かける用事がある」「ちょっと息抜きをしたい」、そんな時は気軽にショートステイを利用してみませんか?
出典:http://www.kaigokensaku.jp/
ショートステイはどうやって利用するの?
利用できるのはどんな人?要介護認定を受けている方はもちろん、要支援の方も予防サービスとして利用できます。
基本的には、家族が「病気・出産・冠婚葬祭・休養・旅行等で介護ができない場合」と定められています。ですから「休養」にあたる息抜き目的での利用も可能なわけですね。
利用方法
申し込みは、直接ショートステイを希望する施設へ。ただし「ケアマネージャー経由の申し込みが原則」という施設が多いようです。担当のケアマネがいない場合は、地域包括支援センターに相談しましょう。
初回申し込み後は、自宅訪問や面接が行われます。これは、利用者の心身状況や普段の生活環境などについて事前に把握しておくのが目的。審査に日数がかかる場合もありますので、希望日時の前に余裕をもって申し込んでおいたほうがよさそうです。
また、当日までに健康保険証や介護保険証、日数分の着替えや常備薬の準備もすませておきましょう。
出典:http://www.kaigokensaku.jp/
ショートステイ利用料金の目安は?
利用料金はショートステイ実施施設によっても変わってくるのですが、東京都北区のとある施設だと、サービス費・食事代・住居費などで、「要支援1」で約1000円~、「要介護5」で約1400円~。しかし最終的な自己負担金額は所得区分によって大きく変わってきます。例えば要介護2の方が4人部屋に一泊二日で利用した場合、
訪問サービス、通所サービス、そして短期入所のショートステイ。上手に組み合わせて良い介護ライフを送ってくださいね。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。