都道府県別高齢化率、現在の順位
平成25年の都道府県別高齢化率ランキングは、反対に高齢化率の低い都道府県はというと・・・
1位と47位の違いはどんなところにあるのでしょうか。
都道府県別高齢化ランキングからみる傾向
現在のランキングでは、農山漁村が中心の過疎地域を抱える地域で高齢化率は高く、人口密度の高い大都市圏で低い傾向が見られます。人口密度が高い地域で高齢化率が低くなっているのは、高度経済成長期の流れが今も続いているから。この時代、三大都市圏や地方都市には若者を中心とした多くの人口が流れ込んだのです。高齢化ランキング47位の沖縄県だけは、高齢化率の低いその他の都市部とは少し理由が違うようです。地域同士の結びつきが深くて、島内へ残る若者が多いことから、出生率も全国1位をキープしています。ほかの少子高齢化地域に比べて、沖縄県民の方は地元を愛する気持ちが強いのかもしれませんね。
2040年にはどうなる?
今後の日本の高齢化率は、全ての都道府県で上昇する傾向にあります。2040年には、最も高い秋田県では43.8%、最も低い沖縄県でも30%を超えると見込まれています。この頃の予想高齢化率ランキングだけを見てみると、1位秋田県、2位青森県、3位高知県。そして低いのは47位沖縄県、46位愛知県、45位滋賀県、と今とほとんど変わりありません。ですが、神奈川県の高齢化率は2013年から12.6ポイント急上昇し35%へ、千葉県では12.2ポイント上昇の36.5%になると予想されています。高齢化ランキング下位の三大都市圏でも、急速に高齢化が進んでいくのです。今後、我が国の高齢化は、大都市圏を含めて全国的な広がりをみせることになるでしょう。さらに進む高齢化に向けた対策がますます必要になってきそうですね。
出典:http://www.mlit.go.jp/
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この記事の寄稿者
サブレ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。