リバースモーゲージって?
住宅ローンはようやく完済したけれども、退職後は収入が減って生活資金が足りない・・・なんていう心配はありませんか?「リバースモーゲージ」はそんな時に検討したい制度です。「リバース」は「逆の」、「モーゲージ」は「住宅ローン」という意味。自宅や土地などを担保に、自治体や銀行から融資を受け、契約者が亡くなったあとに担保の不動産を売却することで一括返済する、という一種の年金制度です。
これまで家は子孫に残したいと思う人が多かったですが、家族形態が変化してきているなか、その必要がない場合もありますよね。リバースモーゲージは、今では民間制度も次々と登場している注目の制度なのです。
公的なリバースモーゲージ
日本で最初のリバースモーゲージは、1981年に武蔵野市が始めた「福祉資金貸付制度」。ですが現在は2002年に厚生労働省が始めた「生活福祉資金貸付制度」における「不動産担保型生活資金」が主となっているようです。窓口は市区町村の社会福祉協議会です。【対象】※詳しくは窓口にお尋ねください
【貸し付けの内容】
中~高所得者向けの民間リバースモーゲージ
民間企業が提供するプランは、中~高所得者向けのものが多く、豊かな第2の人生を提案しているものが中心です。2015年3月に登場したばかりのSMBCリバースモーゲージ(三井住友銀行)
【対象】
【貸し付けの内容】
リバースモーゲージは、最終的に住宅を売ることで貸し付けた資金を回収する仕組みです。そのため一戸建てだけが対象のものが多いですが、マンション住まいの方も融資対象にしたリバースモーゲージもあります。
マンションも一部対象の東京スター銀行「充実人生」
【対象】
【貸し付けの内容】
500万円から最高1億円(マンションは5000万)以内を、限度額に達するまで何度でも利用可能
高齢者消費の活性化が日本の経済低迷を救う?
老後がなんとなく不安、という理由で、多くの人が必要以上にお金を抱え込んでしまっていると言われています。リバースモーゲージを利用することで老後の暮らしにゆとりが生まれるなら、それが消費拡大の足掛かりとなり、日本経済の好転まで期待できるかもしれませんね。※ここで紹介した情報は2015年3月現在のものです。対象や内容は変更になる場合があります。詳しくは各事業者へお問い合わせください。
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この記事の寄稿者
チヴェッタ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。