まとめ

臨床心理士とは

カウンセリング系資格の最高峰とも言える臨床心理士。「心のお医者さん」として、いろんな場所で活躍しています。

臨床心理士

臨床心理士って?

その名前からはずいぶん固い印象を受けますが、臨床心理士の定義は、「臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間のこころの問題にアプローチする心の専門家」(「日本臨床心理士資格認定協会」より)。実際は、悩める子羊を導いてくれる先生といったところですね。
臨床心理士は心理テストやカウンセリングを通じてその人の内面を探り、さまざまな療法で問題解決に向けてアプローチしていくのが仕事。単に知識として人間心理や療法を知っているだけでなく、相手から話を引き出すためのいわゆる「コミュニケーション力」も必要になってきます。

ハードル高め!臨床心理士になるには?

日本臨床心理士資格認定協会の資格試験では、1次試験ではマークシート試験と小論文、2次試験では本番さながらのカウンセリング方式で口述面接が行われています。これに合格後、申請すれば臨床心理士として登録されるわけですが、そもそもの受験資格を得るためのハードルはけっこう高めです。
まずは全国に150校ある指定大学院(1種指定)を終了していること。または12校ある指定大学院(2種指定)を修了後、実務経験が1年以上あること。もしくは臨床心理士養成のための専門職大学を終了していること。
実務経験とは、病院や福祉センターなどで賃金が発生するカウンセリング業務にあたっていた場合。ボランティアは含まれません。
大学院卒業となれば社会人になってから目指すのでは少し大変ですので、臨床心理士に興味がある学生さんは早めに進路について考えておきましょう。
http://fjcbcp.or.jp/

臨床心理士の活躍の場は?

とにかく人がいるところではどこでも需要がある臨床心理士。スクールカウンセラーとして学校で子どもや学生の声に耳を傾けることもあれば、刑務所で受刑者の矯正プログラムに関わることもあります。
臨床心理士はそれらのどこに行っても「生徒と先生」、「患者と医師」などそれぞれ立場の違う人の潤滑剤の役目を果たさないといけません。円滑なチームプレイを行うためにも、職場内の人間関係を含めた対人スキルは必須です。
出典:http://fjcbcp.or.jp/

せっかくなら目指すは臨床心理士!

臨床心理士は、大学教員や精神科医と並んでスクールカウンセラーの資格要件としてあげられる、いわばカウンセリング系資格の最高峰。文部省がスクールカウンセラー配置基準を設けたことや、認知症患者の増加による高齢福祉現場での需要を考えると、ますます臨床心理士の活躍の舞台は増えていきそうです。
カウンセリング系の仕事を志している人は、せっかくなら臨床心理士受験資格が得られる進学先を選ぶと良さそうですね。
出典:http://www.mext.go.jp/
ポッポ

この記事の寄稿者

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