介護保険制度とは?
介護保険(かいごほけん)とは、介護を事由として支給される保険。市町村の区域内に住所を有する、40歳以上の者が被保険者となります。
このうち、65歳以上のものを第1号被保険者、40歳以上65歳未満の医療保険加入者を第2号被保険者といいます。
要介護認定の申請をするには、まずはお住まいの市区町村役場の「介護保険担当窓口」へ!
市区町村の介護保険担当窓口等で申請を行うことができます。窓口に訪れることが困難な人に対しては担当職員が自宅まで訪問してくれることも。市区町村は訪問調査と同時期に、認定を受ける方のかかりつけの主治医に要介護認定に関する意見書の作成を依頼します。
市区町村の担当者が認定を受ける人がいる自宅や入院先等を訪問し、認定調査票を基に身体状況や生活状況等の調査を行います。調査員からの基本事項質問に受け答えするだけではなく、些細なことでも調査員に伝えることが大事です。
判定は一次判定と二次判定に分かれ、一次判定は認定調査票の基本事項と主治医からの意見書を基にしたコンピュータによる判定が行われます。二次判定は一次判定の結果と主治医の意見書、認定調査票の特記事項を基に介護認定審査会により行われます。
ひとくちメモ! 知られざる海外の介護保険
日本の介護保険はドイツの介護保険制度を模範として制定したとされています。アメリカには公的な介護保険や国民健康保険のような制度はなく、民間による医療保険しかありません。
韓国でも2008年から老人長期療養保険法という制度が施行されました。
まとめ
介護保険の仕組みは、今から知っておくととてもスムーズで、何より安心する知識です。ぜひ、この機会に介護保険というものの制度を知って、自分の周りの方々の事を考えてみてはいかがでしょうか?Tell mee times のfacebookページはこちら
この記事は、Tell mee times vol.02 の内容をWeb向けにアレンジしてお送りしています
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この記事の寄稿者
西山美耶/MIYA NISHIYAMA
福岡県福岡市出身
株式会社「マッシュスタイルラボ」にてブランド「gelato pique」の管理職を勤める。
退社後、フリーのアートディレクターとして雑誌のエディトリアルデザインから空間デザインまで幅広く手がける。
新介護メディア「Tell mee times」編集長