福祉車両ってなに?
福祉車両とは、高齢者や障がいのある方などが使いやすいように工夫された車両のことです。自分で運転するためのものを「自操式・自走式」、介助や移送がしやすいようにしてあるものを「介助式・介護式」と言います。自操式車両は、運転席を改造してある車両や電動いす、シニアカーを指します。介護式車両は、座席が回転したり、後方に車椅子を乗せることができる仕組みを持った車のことを言います。
公共交通機関ではノンステップバスやバリアフリーの車両もありますね。入浴巡回車、福祉タクシーなどもそうです。
介護式福祉車両の5つのタイプ
セダン走行時の安定性が高いタイプです。ドアの開きが大きかったり、後方が広く作られたりしています。
回転シート型車両
助手席や後部座席が回転します。
車椅子型車両
車椅子のまま乗降できるタイプです。乗降にはスロープ型とリフト型があります。
寝台車型車両
ストレッチャーに乗ったまま乗降が行える車両です。
リフト付きバス
車椅子型車両のバスタイプです。車椅子を複数台乗せることが出来るものもあり、団体の移動に向きます。
出典:http://www.kaigo-town.jp/
各自動車メーカーが取り扱う福祉車両を見てみよう
福祉車両は様々な種類があり、家庭用は一見すると通常仕様の車両と見分けがつかなくなってきました。現在お使いの車を福祉車両に改造することもできますし、カーリースを利用すれば3~5年で新しい仕様の車に乗り換えも可能です。助成制度もあります。詳しくは各メーカーのホームページをご覧のうえ、自分にあった車を選んでくださいね。
レンタカーの活用も便利です
福祉車両を持っていれば日々の生活が充実し、活動範囲も広がりますね。けれども福祉車両は購入や維持に大きな費用が掛かってしまうため、購入したくない方も多いしょう。そんな時はレンタカーを利用してみては?介護式が多いですが、自操式も取り扱っているところがあるようです。地域や店舗により車の種類や台数にばらつきがあるので、まずは近隣の店舗を調べてみましょう。
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この記事の寄稿者
チヴェッタ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。