介護職員も職業病に悩んでる!?
その職業ならではの悩みや症状を「職業病」と言うことありますよね。例えば、「買い物に行った店でうっかり『いらっしゃいませ!』と言ってしまった」、これは接客業の方にありがちな職業病。それくらいならまだ話のネタにもなりますが、介護職で働く方の実に6割以上が笑えない職業病に悩んでいるそうなんです。ここでは、介護職員さんによくある職業病とその予防法について簡単にまとめてみました。
出典:http://www.caretomo.com/
介護の職業病1:腱鞘炎
筋肉の腱と腱鞘(けんしょう)がこすれて、痛みを伴う炎症を起こす腱鞘炎。介護職だけでなく、腕をよく使う美容師さんなどにもみられる職業病です。腱鞘炎の予防は、指のマッサージやストレッチ(指を掴んで手首を反らす)で「こり」を溜めないようにするのがポイント。腕の腱につながる肩甲骨を開くストレッチもおすすめです。もし腱鞘炎になってしまったらなるべく手を動かさないのが一番ですが・・・そういうわけにもいきませんよね。そんな時は手首用サポーターの使用で少しは痛みを和らげることができますよ。
出典:http://www.b-koden.com/
介護の職業病2:腰痛、椎間板ヘルニア
腰痛の原因は筋肉の緊張、椎間板ヘルニアの原因は骨と骨との間にある「椎間板」が飛び出して神経を圧迫していることにあります。どちらも背骨に負担をかけることが引き金になるケースが多いようです。利用者さんの体を支えたり、中腰でしゃがみこんだり、腰をひねったり、いろいろ思い当たる節はありませんか?介護職の人なら一度はふれたことのある「ボディメカニクス」。介護をする方とされる方、双方の負担を最小限に抑えるあの動きをもう一度思い出してみましょう。また、腰回りの筋肉強化やストレッチも腰痛予防には効果的だそうですよ。
出典:http://www.med.or.jp/
介護の職業病3:感染症(ノロ、インフルエンザなど)
抵抗力のない高齢者が多い介護施設では、特に冬場になるとノロやインフルエンザが猛威をふるいます。各施設でも、厚生労働省配布のマニュアルなどを参考に感染対策に取り組んでいることでしょう。感染症対策の基本は「①病原体を持ち込まない」「②病原体を持ち出さない」「③病原体を拡げない」ことです。出典:http://www.mhlw.go.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。