まとめ

住み慣れた地域・我が家で暮らす「小規模多機能型居宅介護」とは?

いつまでも自宅で暮らしたい!だけどときどき通ったり、来てもらったり、寝泊りしたりしたい・・・「小規模多機能」って?

小規模多機能型居宅介護

施設で暮らすか、自宅で暮らすか

介護が始まった時「施設に入居して過ごすか?それとも自宅で過ごすか?」という大きな悩みができますよね。なるべくなら自宅で過ごしたいけれど、通ったり来てもらったり、たまに施設に泊まったりしたい・・・そんな方向けにときどき通いときどき訪問してもらいときどき宿泊できる「小規模多機能型居宅介護」という仕組みがあります。
出典:http://www.kaigokensaku.jp/

小規模多機能型居宅介護って?特長は?

ちょっと名前が長くて覚えづらいですが、小規模多機能型居宅介護は具体的にどんなサービスでしょうか?

  • 通い、訪問、宿泊を利用できる
  • 一つの事業所で、通い(デイサービス)、訪問(訪問介護)、宿泊(ショートステイ)と介護サービスをまとめて受けることができます。

  • 地域の高齢者が自宅で過ごせることをサポート
  • 小規模多機能型居宅介護には、1つの事業所につき、25名までという利用定員が定められています。このように少人数制なのは、周辺地域に住んでいる高齢者ひとりひとりを十分にケアできるようにするためです。住み慣れた地域の顔なじみ同士で利用できるのも魅力のひとつです。

  • 月額定額制
  • 毎月の利用料は月額定額制です。介護保険を使ったサービスなので、利用者が自分で負担するのは、サービス料の1割(※2015年2月現在)です。ちなみに、利用することができる方は要支援1・2もしくは要介護1~5の認定を受けた方のみで、要介護度によって利用料が決まっています。

  • 24時間365日対応
  • デイサービスは日中のみ、ショートステイは夜間のみ、というように利用できる時間帯が限られていますが、小規模多機能では一人一人の要望に合わせて24時間いつでも利用することが可能です。
    出典:http://www.shokibo-takino.com/

    小規模多機能を利用する前に気をつけたい点

    小規模多機能は、うまく使いこなせば利用者にとってとても自由度が高く、メリットの多いサービスです。しかし例えば、料金について、あまりサービスを利用する機会が少ない人の場合には、定額制の方が割高になってしまうかもしれません。またサービスについても、小規模宅地等介護を受けている間は、ほかの事業所で同じ介護サービスをうけることができません。ですので例えば訪問介護のサービス内容が不満だから訪問介護だけほかの事業所で受ける、ということはできません
    高齢者が増え、特別養護老人ホームのような入居型施設では受け入れきれなくなっている今、自宅に住み続けられる仕組みはますます必要になってきます。高齢者にとっても住み慣れた地域・我が家で過ごし続けられるのは魅力的ですよね。
    もしも自宅で過ごすと決めたら、「小規模多機能型居宅介護」も選択肢に入れてみてください。
    出典:http://www.shokibo-takino.com/
    coba

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    coba

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