まとめ

罪悪感を持つ介護者たち

介護をすればするほど罪悪感が強くなる・・・そんな思いを抱える方は少なくありません。「あなた自身」のケア、忘れてませんか?

罪悪感

「介護」は悪いことじゃないのに・・・

今の日本には、要介護認定を受けた親や祖父母の介護をしている方がたくさんいます。まだ介護に全く縁のない生活をしている人は、「毎日大変だろうな」ぐらいにしか想像がつかないかも知れませんね。また、同時にその介護をしている人に対して「立派だな」「がんばってるな」と、どちらかと言えばプラスの感情を持ち、仕事や私生活の面で何か少しでも手伝ったり気遣いができないか、と思う人も多いでしょう。
しかし、そんな周囲の人々の気持ちとは裏腹に、当の本人たちがなぜか罪悪感を持って介護を続けているというケースが、実は少なくないのです。
出典:http://dot.asahi.com/

「介護」と「罪悪感」

東京に住むAさんは、父の介護のため月2回片道7時間かけて実家に通い続けました
父に要介護認定を受けてもらい介護保険サービスを利用することも考えましたが、世間体を気にする母はそれを拒否。また、肉体的にも精神的にもハードなつらい8年間を送ったそうです。この時彼女を突き動かしたのは「罪悪感」。数十年前に実家を離れ上京した罪悪感が、いつの間にか「自分が介護をしなければ」という義務感に変わっていました・・・。
出典:http://dot.asahi.com/

罪悪感から介護者自身が追い詰められてしまうことも

罪悪感は自分が間違っていると感じた時に生まれる気持ち。ですから、介護者が「理想の介護」を思い描いている場合に起きやすいのかもしれません。 「娘である自分が笑顔で優しく何不自由なくケアしてあげよう」と考えている人は、親を施設に預けることだけで罪悪感を持ってしまいます。また、気持ちに余裕がなくなってつらく当たったてしまえば「ひどいことをしてしまった」と罪の意識が芽生えるでしょう。そして罪悪感を打ち消すためにもっともっとがんばって、その結果必要以上に自分を追い詰めることになるのです。
悲しいことですが、こうして追い詰められた介護者の自殺や、肉親を手にかけてしまう事件もたびたび報告されていますね。
出典:http://treasures.tkj.jp/

自分1人で介護する必要はない!

介護生活がスタートすれば今までとは生活がガラリと変わります。1人で介護をしながら今まで通りの生活を送るなんて不可能ですよね。だからこそいろんな介護サービスが存在するのです。ときには介護を誰かにお願いして、自分の好きなことをしたり旅行したり、そんな息抜きをしても良いんですよ。少しの間距離を置くことで、介護や親に対する考え方に良い意味での変化も生まれるかも知れません。
介護をする人はまずは自分自身のケアが大切、ということを忘れないでくださいね。
出典:http://www.nhk.or.jp/
http://mindfulness.jp/
ポッポ

この記事の寄稿者

ポッポ

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