モンスターペイシェント、知ってますか?
まだ聞きなれない言葉ですが、すでに学校などに理不尽な要求を突きつける保護者達「モンスターペアレント」の存在は問題視されてきていますね。それと同じく医療現場でのちょっと困った患者さん、それがモンスターペイシェントなのです。あくまで自己中心的な理由から病院に不満を持ち、怒鳴ったり時には恐喝まがいの要求を押し通そうとする彼ら。病院側からすると、その対応に時間を取られて他の患者さんが後回しになったり、かと言って要求をのめば他の患者さんに示しがつかない、と頭を抱えてしまう厄介な存在。もちろんたまたま出くわした患者さんだって迷惑です。
モンスターペイシェント達は一体何に不満を持ち、どういう時に大声を張り上げてしまうのでしょうか。
出典:http://health-to-you.jp/
モンスターペイシェントの3つの不満
診察への不満例えば「薬を処方されずに問診だけで済まされた」「検査をしてくれなかった」「○○(病名)だと思っていたのに△△だと言われた」時に、自分の希望や意見を冷静に話す事ができず、ただただ怒鳴り散らしてしまいます。悪質な場合はそのまま診察料の支払いを拒否するケースも。
設備への不満
病院の照明やエアコンの温度設定、待合室のテレビのチャンネルなど、設備面に不満を持つタイプ。中には「同室患者が気に入らない」という理由で個室を要求する人も。もちろん個室料金を払うつもりなんてありません。
スタッフへの不満
病院内で働くスタッフの対応、特に研修医や看護師など経験の浅い職員に対してクレームを付けるタイプ。「研修医はあてにならない」「新人だから注射が下手」など、思いこみや偏見からのクレームに過ぎない事も多いようです。
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モンスターではなく、人として医師と向き合いましょう
彼らの多くは「患者は神様」そして「医師は万能」と考えています。でもそれって、実はほとんどの患者が思っている事でもあるんですよね。 お金を払っているからお客様扱いされる、相手はプロだから任せておけば大丈夫、心のどこかでそう思った事がありませんか?何かの拍子にそれが出てしまえば・・・あなたもモンスター化してしまうかも知れません。 怒鳴り散らして一時的に気分が良くなっても、結局損をするのは自分自身。次回からは腫物のように扱われ、こちらが言いたい事も切り出せなくなれば治療にも影響します。良い診察を受けるためには、まず自分自身が「良い患者」である事って大切ですね。
出典:http://health-to-you.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。