寄稿

毎日のことだから知っておきたい、大人用おむつの基礎知識

ドラッグストアでもよく見かけるようになった大人用おむつ。この大人用おむつは医療費控除の対象になったり、助成制度があったりするんです。

大人用おむつ 介護と言えば、避けては通れないのが下のお世話です。
高齢になると尿漏れなどは日常的に起こってきます。また認知症が進行した場合には特に、ご自身ではトイレに行こうとしないこともあります。成人は平均的に1回に200~400ml、1日に1ℓ~1.5ℓ程度、おしっこをすると言われていますので、放っておくわけにはいきません。

こういった時に役立つのは大人用おむつ
最近では子供用と同じくらい、さまざまな種類が発売されています。

大人用おむつも医療控除の対象

ドラッグストアなどで一般的に売られている大人用おむつは、1枚あたり70円~130円位です(一般的なパンツタイプの場合)。
この金額差は吸収量やサイズの違いです。

これを毎日何回も交換していたら大変な出費ですよね?
そこで併用するのは尿とりパッドです。これは1枚あたり20円~40円位ですので、マメに交換が出来ます。軽い尿失禁程度なら、このパットだけでも対応ができます。

この介護用おむつは医療費控除の対象となります。
商品パッケージにある「(社)日本衛生材料工業連合会のガイドラインに基づく表示」という欄に、「品名:大人用紙おむつ」と書いてあれば、おむつ、尿とりパッド、軽失禁パッドすべて医療費控除の対象となりますので確認してみてください。

大切なことは医師が発行した「おむつ使用証明書」と領収書を残しておくことです。面倒に思われるかもしれませんが、毎日使う物ですので積極的に控除を受けられることをお勧めします。

大人用おむつの助成制度がある自治体も

お住まいの自治体によっては、大人用おむつの助成制度を設けている場合があります。
  • 市区町村(保険者)があらかじめ指定したおむつを、配達する形で支給する「現物支給方式」
  • 金券代わりのチケットを支給し、あらかじめ指定された店でご利用者様が自ら選んで購入する「チケット方式」
  • 好きな銘柄を自由に購入して後日、市区町村に代金を還付してもらう「償還払い方式」

  • 助成制度も種類がありますので、役所の介護福祉課に確認してみて下さい。

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  • この記事は、doppo の内容をアレンジしてお送りしています
    吉田 要

    この記事の寄稿者

    吉田 要

    獨協大学経済学部経営学科卒業 ファイナンシャルプランナー(AFP)
    平成25年6月より介護マネーに特化したファイナンシャルプランナー事務所 レイズコンサルティング株式会社を開設。また東京都江東区内にてデイサービスホーム(通所介護施設)も運営し、実際の介護の現場にて多くの高齢者の方々の 介護援助も行っている。

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