トラストガーデン荻窪が目指す「感動のある生活」とは

2020.08.24
トラストガーデン荻窪の外観

荻窪駅から徒歩圏内の閑静な住宅街にある有料老人ホームがトラストガーデン荻窪です。いちばんの注目ポイントは「食事」。「こだわっている理由は高齢になっても感動を忘れない生活をしていただきたいからだ」といいます。施設が考える「感動」とは何なのでしょうか。外観から内装、居室に至るまでの洗練された美しさ、魅力的なレクリエーションなどを交えながら支配人の横山公恵さんご自身に語っていただきました。

別荘地・荻窪ならではの高級感漂う内外装

ーー到着して、施設周辺の静かさに驚きました。虫や鳥の鳴き声が響くほど、周囲の雑音がありませんね。

そうですね。静かさは見学にいらした方からよくお声がけをいただきます。大きな通りが近くにあるのですが、住宅街に囲まれていることもあって施設まで音が響いてこないんですよ。

ーーストレスなく暮らせそうです。

騒音のなかでは落ち着いた生活はできません。かといって田舎だと交通の便が悪く、ご家族が訪問しにくくなってしまいます。「荻窪」というある程度栄えた街にありながら、静かな暮らしができるのは大きなメリットですね。

ーー入館してから、まず内装の美しさが目を惹きました。

内装はお客さまから驚かれる部分ですね。昔から荻窪は「西の鎌倉、東の荻窪」といわれるほどの名高い別荘地です。文化人や音楽家なども多く住んでいた文化的なエリアだからこそ、入居者の方にも悠々とした生活をしていただきたいと思って設計しています。

トラストガーデン荻窪の内装

ーー全体的に和風な印象ですが、決して古さは感じません。どういったコンセプトを意識したのでしょうか?

はい。いわゆる「和モダン」を意識しています。館内の内壁には”荻”の模様をあしらっています。以前、荻窪といえば荻が自生していたんです。長く荻窪に住まわれている方に、少しでも懐かしみを感じていただけるように意識しています。「思い出す」という行為が認知機能の向上にもつながるんですよ。

トラストガーデン荻窪、萩の内装

デザインのあしらいは和風ですが、ロビーには洋風な書架や暖炉などを設置しています。クリスマスにはツリーを置いて、みんなで飾り付けるんです。今は高齢の方といっても和風なものばかりを好まれるわけではありませんからね。

スタッフたちによる入居者に寄り添った手厚い介護

ーーなるほど。新しい施設ならではの特徴ですね。介護・医療に関しての特徴を教えてください。

入居者さま1.5人に対して介護・看護職員1人の人員配置を敷いています。他の施設に比べて、かなり手厚い体制です。また介護福祉士の割合は79%と高いので、安心して介護をお任せいただけます。

医療的な側面でいうと24時間体制で看護職員が常駐していますので、深夜や早朝の急変にも速やかに対応できます。医療ニーズの高い方、また突然の体調の変化が心配な方にも安心してご利用いただけるはずです。

トラストガーデン荻窪、居室

ーーそんな手厚い人員体制のなかで入居者の方はどのように1日を過ごされているのでしょうか。

皆さまそれぞれ違うので、正直なところ一概にはいえません。なのであくまで事例をお伝えしますね。

ある自立の入居者さまは6時に起床して、8時から朝食を取られます。10時から体操をされて12時に昼食ですね。その後、14時からレクリエーション、15時からおやつの時間、18時に夕食を取られてから自由に過ごされています。

入居者さまに共通の活動でいうと、入浴は週に3回でリハビリは週に2回、往診は月に2回ありますね。

トラストガーデン荻窪、入居者の1日

ーーありがとうございます。すべての入居者さまのなかで「自立・要支援」と「要介護」ではどちらが多いですか?

全部で30人程度の入居者さまがいらっしゃいます。自立・要支援の方が7割で要介護の方が3割ほどです。元気な方が多いので、食事の合間などに多くの方が中庭に出てお散歩を楽しんでおられます。ベンチもあるので、入居者さま同士でお喋りを楽しむこともありますね。

トラストガーデン荻窪、中庭

ーー日々の散歩がリハビリにもなりそうですね。

はい。アクティビティとして楽しみながらリハビリができるのも、中庭があるメリットです。屋上にも小さめの庭があり、職員と一緒ならばご利用いただけます。こうしたスペースがあると、会話や運動のきっかけになるんですよ。

トラストガーデン荻窪、屋上庭園

ーー本格的なリハビリルームもあるのでしょうか。

もちろんです。リハビリ室には平行棒、低周波マッサージ機、足のむくみを取る機械、手足を動かす機械、腹筋を鍛える機械をご用意しています。健康状態によって一人ひとりプランを見直しています。基本的に入居者さまには月に8回リハビリを実施させていただいております。

トラストガーデン荻窪、リハビリルーム

リハビリに「きつい」といった印象をお持ちの方もいます。でも、トラストガーデン荻窪では皆さん楽しんで参加されているんですよ。その大きな理由はOT(作業療法士)の人柄でしょう。ただ運動を促すだけではなく、入居者の方とコミュニケーションを取ることを重視しています。「彼女と話したくなったから来ちゃった」という方もいらっしゃるくらい(笑)。

ーー私もOTさんと実際にお話ししました。たしかに笑顔が素敵でとても明るい方ですね。

彼女以外のスタッフも多趣味で個性豊かです。介護主任は華道や茶道、着付け、料理、小物作りと多趣味だし、生活相談員は絶対音感の持ち主でありながらスポーツ万能なんですよ。だからレクリエーションの際にもなるべく外部の先生は呼ばずに、職員が講師役をしているんです。入居者の方も普段からコミュニケーションを取っているスタッフから教わったほうが気が楽だと思います。

ーー確かに外部の講師だと緊張してしまうかもしれませんね。レクリエーションの内容を具体的に教えてください。

最近だとハーバリウムボールペンづくりや、和菓子の練りきりづくり、生花体験、音楽会などを催しています。夏は皆さまと中庭で線香花火をしました。東日本と西日本のそれぞれ国産の花火を仕入れて楽しみましたね。「感動」を覚えていただけるよう、レクリエーションの内容や道具には妥協しません。

ハーバリウムづくり

「食事ならトラストガーデン荻窪」といわれる理由

ーー徹底しているんですね。その他にトラストガーデン荻窪として力を入れている部分を教えてください。

これまでリハビリやレクリエーションの話をしましたが、いちばん重視しているのは「毎日の食事」です。トラストガーデンのなかでも「食事だったら荻窪」といわれることを目指しています。

ーー具体的に魅力を教えてください。

はい。まずは施設内に厨房があることです。いつでも出来たての料理を食べられます。また管理栄養士のほかに、和食に精通した料理長がおります。プロの料理人として、味だけでなく見た目にもこだわったお料理を提供させていただいているのです。

またそのうえで、高齢の方が食べやすいように工夫を凝らしています。

ランチ1 ディナー

ーー例えばどんな工夫でしょうか。

そうですね。冷やし中華であれば、冷ました後に麺同士がくっつかないように、冷水でしめたあとにとろみを付けておくんです。すると、いざ麺を持ち上げた際に1本ずつ取れる。各料理にこうしたした下ごしらえをすることで、入居者の方々が気持ちよく食事できます。

「料理人の腕」と「入居者さまへの配慮」の両方が噛み合った料理がトラストガーデン荻窪ならではの特徴ですね。

また野菜を原料にしたデザートの「ベジスイーツ」も好評です。「とうもろこしのブリュレ」や「さつまいものホットケーキ」など野菜本来の甘みを生かしたスイーツで、美味しく食べられてヘルシーなんです。

さつまいものホットケーキ

ーーなるほど、一石二鳥ですね。基本的には「ヘルシーなメニューを提供する」という方向性なのでしょうか?

いえ、むしろ基準値よりもカロリー量を増やしています。

ーーそうなんですね! 意外です。

現在「フレイル(虚弱)」といって体力の落ちている高齢者が増えていることが、問題になっています。タンパク質や脂質などを基準よりも多く取ることで元気に生活できることが分かっているのです。だから、基準値よりも高いカロリーのお食事なんです。

ーー高齢だからこそエネルギーを確保すべきなのですね。

その通りです。ただしもちろん食べ過ぎることがないように、きちんとタンパク質や脂質の計算をしています。

ーーその他に食事面で工夫されていることはありますか?

月に1度「シェフのおすすめメニュー」といういつもより豪華な特別メニューをご提供しています。またオプションで月に1回「エクセレントランチ」「エクセレントディナー」をお出ししておりますね。

ーーエクセレントメニューについて教えてください。

ステーキやお寿司、うな重などの少し高級なメニューです。もちろん素材は吟味していて、入居者の方にも喜んでいただけています。2,500円~3,500円のオプション料金がかかりますが、ほとんどの入居者さまは申し込まれていますよ。

エクセレントディナー ステーキ

トラストガーデン荻窪が追い求める「感動がある暮らし」とは

ーー確かに驚くほど美味しい食事があると、生き生きとした暮らしができそうですね。

その通りです。レクリエーションでも触れました通り「日々の感動」こそが、活発な生活をするために必要だと思っています。

ーー「感動」ですか。

はい。まだ若い方だと、生活のひとコマに感動を覚えると思うんです。例えば美味しい料理を味わうと歓声が起こりますし、面白い話を聞くと膝を打つでしょう。しかし年を重ねていくと刺激に慣れてしまうので、感動は薄れてしまうんですね。すると、だんだんと無気力になってしまいます。高齢になっても感動を覚えていただくことで、皆さん生き生きとした表情になるんです。だからこそトラストガーデン荻窪では、レクリエーションやお食事にこだわっています。

実際に「楽しかった」「美味しかった」と感想を伝えてくださる入居者さまも多くいらっしゃいます。また催しをした後には笑い声が聞こえてくる。すると「楽しんでいただけてよかった」と心から思いますね。

ーー「感動の大切さ」はこれまでに3施設の支配人を務めた横山さんならではの発見だと思います。では最後に読者の方にメッセージをお願いします。

介護施設探しは時間がかかってしまうものです。また希望の施設が満室になってしまうことも多くあります。だからこそ「まだまだ元気だから大丈夫」という方も、ぜひ早いうちにご見学にいらしてください。

老人ホーム・介護施設の概要
施設名:トラストガーデン荻窪
事業者名:トラストガーデン株式会社
住所:東京都杉並区清水2-4-3
トラストガーデン荻窪の詳細ページ

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寄稿者

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緒方 優樹

介護のほんね編集部。認知症サポーターです。
介護を始めたての方に向けて、老人ホームや認知症に関する知っておきたい情報を、誰もが分かる簡単な言葉でご紹介します。

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