寄稿

住み慣れた地域で老後を迎えるためにできることとは?8/24に渋谷で 福島・相双地域の医療福祉を考えるトークイベント開催!

老後どこでどんな風に過ごしたいですか?東日本大震災で地震と津波そして原発事故に見舞われた福島県相双地域の人々。住み慣れた地元で長く暮らせる環境を作るために、従事者ができることとは?

老後はふるさとで。その思いを阻む災害・事故

みなさんは老後、どこでどんな風に過ごしたいですか?「今は地元を離れているけれど、いつかは戻りたい。老後は故郷で過ごしたい」。そんな風に漠然と考えている方は多いのではないでしょうか。進学、就職、転勤、結婚・・・ふるさととはどんなに前向きな理由で地元を離れていてもときどき恋しくなるものだと思います。

中には「災害・事故をきっかけに、しかたなく地元を離れた」という方もいます。特に、東日本大震災で地震と津波そして原発事故に見舞われた福島県相双地域の人々。それまで暮らしていたふるさとが避難指示地域となったため、ほかの地域に移り住む必要がありました。

故郷に戻れたとしても、医療・福祉はどうなる?

震災から5年。ようやく環境の整備が進み、徐々に警戒地域が解除される見通しがたってきています。国は平成29年3月までに「帰宅困難地域を除いた」区域の避難指示を解除する方針。やっと住み慣れた地元に帰れる日がやってきます。

しかし、そこで一つ大きな問題が。もともと高齢者の多かった福島県。そこに災害が発生したことによって、多くの若い世代の人たちがこの地域を離れていってしまいました。もちろん医療に携わっていた若者も、これから医療の世界を目指す学生たちも同じ。地域住民がふるさとに戻れたとしても、医療や福祉に従事する若い世代の人々が足りないかもしれないのです。

住み慣れた地元で長く暮らせる環境を作るために、従事者ができることとは?

国や自治体は、人材不足の現状の把握や発信、各種就業支援など、この問題の解決に向けて動いていますが、実際に解決するのはやはり医療・福祉の現場で働く従事者たち。どうすれば安心して地元に戻れるのか?そんなことを考えるきっかけになるイベントが近々東京の渋谷で開催されます。主催は公益社団法人 福島看護協会。主に看護職の方を対象としていますが、医療や介護、福祉に携わっている人にとってきっと新たな視野が広がるイベントです。お近くの方はぜひ参加してみてください。

【Walk Together 〜看護トークイベント〜】のご案内

Walk Together

<開催概要>

  • ■日程:2016年8月24日(水) ※9月15日(木)と10月27日(木)にもシリーズイベントが開催予定です
  • ■時間:19:00受付開始、19:30START、21:30CLOSE
  • ■場所:GOOD MEALS SHOP 渋谷本店
  • ■テーマ:命の火をつなぐために必要なこととは
  • ■MC:中浜崇之(NPO法人Ubdobe理事)
  • ■ゲスト:秋山正子(株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション代表取締役、所長)
  • ■参加費:3,000円(1ドリンク、フード付き)
  • ■主催:公益社団法人 福島県看護協会
  • ■企画制作:NPO法人Ubdobe

お申し込み方法などの詳細は下記のイベントページでご確認ください

https://www.facebook.com/events/304049586652200/

横尾千歌

この記事の寄稿者

横尾千歌

介護のほんね」ディレクター。介護の用語や介護関連の仕事のこと、高齢者向けの住宅事情など、今まで縁遠かった人でも読みやすいよう図や絵とともに情報を発信します。

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