認知症に限ったことではありませんが、正しい理解を持ち、みんなで支えていくことで、個人の負担が減り、より住みやすい社会になっていきますよね。認知症サポーターキャラバン、広げていきたいですね。
今や認知症の方や予備軍は、65歳以上の4人に1人ともいわれています。そして、10年後にはその数は3人に1人にまで増加するとのこと。そうなってくると、もはや家族の協力だけで認知症の方を支えるのはなかなか難しそうですよね。
そこで「認知症を知り地域をつくる」というキャンペーンのもと、立ち上げられたのが認知症サポーターキャラバン。「認知症サポーター」を増やして、認知症になっても安心して住めるまちづくりを目指しています。
認知症サポーターキャラバンでは、認知症サポーター養成講座で講師を務めるキャラバン・メイトを養成。キャラバン・メイトは、認知症の方とその家族の応援者として認知症サポーターを養成します。
出典:http://www.caravanmate.com/認知症サポーターキャラバンによる「キャラバン・メイト養成研修」を受講することで、キャラバン・メイトになることができます。 キャラバン・メイト養成研修の種類はおもに2つ。ひとつは、自治体と認知症サポーターキャラバンが実施しているもの。受講者の要件は、
となっています。またもうひとつは、全国規模の企業や団体と認知症サポーターキャラバンが実施しているもの。こちらは、実施主体者が認めた方であれば受講できます。
キャラバン・メイトは、認知症サポーター養成講座を開き、講師役となる人です。キャラバン・メイトになるには研修を受ける必要があり、認知症に対して深い理解が求められます。世の中に認知症のことを知らせることのできる、やりがいある仕事ではないでしょうか。
もし自分や家族が認知症になったら?そう考えてみると、まわりに認知症サポーターがたくさんいたほうが安心できますよね。認知症についてもっと人に知ってもらいたい!そう考えている方は、思いきって研修を受けてみても良いかもしれませんね。
この記事の寄稿者
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。