大田北高齢者見守りネットワークをつくる会
−マスコットのみま~もを持ちながら発起人の澤登久雄さんと
大田区で展開されている「みま~も」という取り組みについて、発起人である澤登久雄さんにお話を伺いました。 「みま〜も」というのは、 「大田北高齢者見守りネットワークをつくる会」の愛称です。住み慣れた町で安心して暮らし続けられる素晴らしい仕組みとなっています。
木のぬくもりを感じる内装の「アキナイ山王亭」さん。
ちょっと写真では見えにくいですが、左奥に居眠りする、おばあさんの姿。こんな居場所、ステキですね。
その拠点の一つとなっている「アキナイ山王亭」。直接伺ってみると、入り口付近でご高齢の女性が椅子に座って居眠りされていました。自宅に閉じこもらず、フラっと出かけて居眠りができるような居場所。地域にそんな場所があるということが、とてもステキだと感じました。
−履き物屋さんだった時のディスプレイ。 町の文化を大切にしているというメッセージが込められています。
−一か月でこれだけの数のイベントが! このイベント一つひとつを地域住民や協賛企業さんが支えています!
この場所は元々履き物屋さんだったそうで、その時の面影をディスプレイしているところも、地域の文化を大切にした心遣いだと感じました。この場所で年間290回!もの講座を行っていて、地域の方々がここに立ち寄り、大変賑わっているそうです。その講座の中には、地域住民のサポーターさんや協賛企業さんの協力により実施されているバラエティ豊かな講座が盛りだくさんで、毎回たくさんの方が参加されているそうです。
−地域住民や協賛企業さんと一緒に整備した公園
−隣接する保育園の園児たちにも大人気!の「みま~もファーム」
この「アキナイ山王亭」を奥に進むと公園がありました。もともとは年間で数人しか足を踏み入れない、荒れた公園だったそうです。その場所を協賛企業さんや地域住民のサポーターの皆さんと一緒に整備をして、介護予防対応ができる遊具が設置された、キレイ公園になりました。公園の一角には「みま~もファーム」という畑があって、農作業ができるようになっています。隣接している保育園の園児たちの貴重な土いじりの場所になっていて、子供たちの声もする公園になっています。
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この記事の寄稿者
川内潤(NPO法人となりのかいご代表)
1980年生まれ。介護事業を展開する父と看護師・ケアマネージャーの母を持つ。高校2年の時のケガによる車椅子生活から、介護業界を志し、上智大学社会福祉学科に入学。在学中より老人ホーム紹介事業立ち上げに参画。外資系コンサルを経て、介護職員を経験後、高齢者虐待防止をミッションとしたNPO法人となりのかいごを設立、代表理事に就任。社会福祉、介護福祉士、ケアマネージャー。