長野市の要支援の受入が可能な老人ホーム・介護施設

介護のほんねでは、「愛の家グループホーム長野上松」、「愛の家グループホーム長野吉田」、「ニチイケアセンター長野南」をはじめとした、長野県/長野市の老人ホームを掲載中。そのなかでも要支援の条件に当てはまる施設は46件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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長野市の老人ホーム・介護施設について

長野市は長野県の北部に位置する県庁所在地です。豊かな自然や真田十万石（さなだじゅうまんごこく）の城下町としての風情を残す街です。ここでは、長野市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

長野市の特徴

長野市役所第一庁舎（Kazakura - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

長野市の人口は、37万4,038人です。65歳以上の高齢者人口は11万1,497人で、高齢化率は29.81％です（2021年1月1日現在）。

面積は834.81k㎡です。14の区域で構成されています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／長野市「人口・面積・自然」

長野市の魅力

長野市は自然、歴史といった情緒あふれる街並みが特徴的です。「善光寺」は国宝に指定されています。撞木造（しゅもくづくり）を用いて作られた本堂は東日本最大級の仏教建築として知られています。また、日本屈指のパワースポットといわれる戸隠（とがくし）神社も人気です。

そのほか水質が優れた信濃の名水・秘水として有名な「お種池（たねいけ）」があります。樋知大神社（ひじりだいじんじゃ）境内にある池で、長野市の天然記念物に指定されています。

長野市の特産品として特に有名なのはリンゴです。「秋映（あきばえ）」や「シナノスイート」といった品種があり、直売所やスーパーで手軽に購入できます。

長野市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

長野市の主要な駅

長野市にはJR篠ノ井（しののい）線・信越（しんえつ）本線・北陸新幹線、しなの鉄道線北しなの線、長野電鉄長野線が走っています。主要駅は「長野」駅です。長野県内だけでなく新潟県まで移動可能です。また、北陸新幹線は石川県の金沢方面と、東京方面の移動に便利です。

長野市役所

長野市役所は、長野市大字鶴賀緑町1613にあります。中心市街地循環バス「ぐるりん号」を利用して「市役所入口」バス停で下車すると徒歩5分で到着します。

要介護認定は、介護保険課の窓口で申請きます。そのほか各支所、市保健所の窓口で受け付けています。また、要介護認定の申請は介護保険課宛へ郵送することも可能です。

参考：長野市役所

長野市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

長野市の地域包括支援センターは合計20カ所で、サブセンターが1カ所あります。そのほか地域包括支援センターの業務を補完する住宅介護支援センターが5カ所配置されています。

参考：長野市「高齢者の介護と福祉の相談窓口「地域包括支援センター・在宅介護支援センター」

長野市のイベント

善光寺前の祭りの準備（仁王門）（Chris 73 / Wikimedia Commons, CC 表示-継承 3.0, リンクによる)

長野市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「長野びんずる」は毎年8月の第1土曜日に開催される、市民総和楽・総参加を理念に掲げた長野市民の夏祭りです。「連（れん）」と呼ばれるグループが200以上参加し踊り歩き、ダンスやパフォーマンスをします。

「長野灯明まつり」は、毎年2月上旬から中旬に善光寺周辺で開催されるイベントです。2004年、長野オリンピックで世界に発信した平和への願いを、再び世界に発信するために始まりました。善光寺がライトアップされ、参道には灯籠（とうろう）が並べられます。

老人ホームや介護施設では、施設職員が付き添って地域のイベントやお祭りに参加できる場合があります。気になる方は、事前に施設側へ問い合わせてください。

長野市の高齢者支援制度

長野市が展開する高齢者の支援制度をご紹介していきます。

おでかけパスポート

長野市内を運行する一般の路線バスや市営バス、乗合タクシーを一般料金より安く利用できるICカード付きの乗車証です。利用者負担額は、乗車区間によって110円から200円です。乗車券にはICカード機能がついており、バス車内や各所の入金機でチャージして使います。対象者は、長野市内在住の70歳以上の方です。

参考：長野市「おでかけパスポート」「おでかけパスポート利用者負担表（平成 27 年 10 月改定）」

特定福祉用具購入費の支給

在宅での生活支援を目的に、特定福祉用具の購入費を支給します。「腰掛便座」「自動排泄処理装置の交換可能な部品」「入浴介助用のいす」「浴槽内の手すり」などが対象です。限度額は年間10万円で、購入費の7～9割が負担されます。

参考：長野市「居宅介護（介護予防）福祉用具購入費の支給申請について」

緊急通報システム

一人暮らしや高齢者のみの世帯に向けて緊急通報装置を月額300円で貸し出します。急病や災害など緊急時にボタンを押したり、センサーが安否を確認できなかったりすると協力者の訪問や救急車の出動要請がおこなわれます。また、月に1回健康確認の電話が来るほか、コールセンターには24時間いつでも相談可能です。対象者は「65歳以上の一人暮らしの高齢者」「75歳以上の高齢者のみの世帯」「65歳以上の高齢者と重度身体障害者のみの世帯」です。

参考：長野県「緊急通報装置について」