小諸市の要支援の受入が可能な老人ホーム・介護施設

介護のほんねでは、「グループホームせせらぎ」、「ことぶきの家御影」、「特定施設入居者生活介護事業所グリーンライフ愛灯園」をはじめとした、長野県/小諸市の老人ホームを掲載中。そのなかでも要支援の条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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小諸市の老人ホーム・介護施設について

小諸（こもろ）市は、長野県の東部に位置する市です。今回は「小諸市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

小諸市の特徴

小諸市役所（komoro no kaze - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, リンクによる）

小諸市の人口は4万1,988人です。65歳以上の高齢者人口は1万3,622人で、高齢化率は32.44％となります。

小諸市の面積は98.55㎢です。北部には浅間山、黒斑山（くろふやま）といった山並みが連なっています。標高約600～1,200mの高地にあるため、晴れの日が多い地域です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／小諸市「小諸市都市計画マスタープラン」

小諸市の魅力

小諸市は、かつて小諸藩の城下町として栄えたエリアです。市内には歴史的文化遺産が点在しています。「小諸城址懐古園」には、いずれも国の重要文化財である「大手門」や「三の門」が残されています。歴史散策が楽しめるほか、動物園や児童遊園地といったレジャー施設を併設した公園です。

懐古園の周辺には、小諸市ゆかりの文化人にまつわるスポットがあります。「藤村（とうそん）記念館」は、文豪・島崎藤村の作品や資料を展示した博物館です。また藤村がよく通ったという「水明楼（すいめいろう）」は、懐古園の南西、千曲川のほとりにあります。小諸義塾の塾長・木村熊二の書斎だった場所で、無料で見学が可能です。

小諸市には標高2,000mの高峰高原があり、春から秋にかけてはトレッキングやハイキング、冬はスノーボードといったウィンタースポーツが楽しめます。高原にある「高峰温泉」は、眼前に雲を望みながら入れる野天風呂が名物です。このほかログハウスのような浴場にランプが灯された「ランプの湯」や「高峰の湯」「四季の湯」といった温泉を満喫できます。

小諸市主要な駅・市役所・地域包括支援センター

小諸市の主要な駅

小諸市には、JR小海線、しなの鉄道が走っています。主要駅は「小諸」駅です。「小諸」駅から「軽井沢」駅経由で新幹線を利用すると、約2時間で「東京」駅に到着できます。

また小諸市では、予約制相乗りタクシー「こもろ愛のりくん」を運行しています。市役所や地域のクリニック、金融機関、公民館、スーパーといった施設で乗降できるので、日常生活の移動に便利です。

小諸市役所

小諸市役所の所在地は、小諸市相生町3丁目3-3です。「小諸」駅から徒歩7分で到着します。バスを利用する場合は「小諸相生町」バス停から徒歩3分です。

要介護認定の申請は、高齢福祉課または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：小諸市役所

小諸市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

小諸市の地域包括支援センターは1カ所です。

参考：小諸市「小諸市地域包括支援センター」

小諸市のイベント

小諸市の北国街道（さかおり - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

小諸市で毎年恒例となっているイベントをご紹介します。

「北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」は、毎年2月中旬から3月上旬まで北国街道小諸宿の本町通りで開催されるイベントです。地域の商家に保存されていた江戸時代の雛人形や、地元の有志が手づくりしたさまざまなつるし雛が冬の街道を彩ります。このほか「つるし雛体験教室」や、無病息災をわら馬に託す「わら馬パレード」が開催されます。

「小諸八幡宮八朔（はっさく）相撲」は、毎年9月の第1日曜日に小諸八幡宮で開催される伝統行事です。「蛇の目の辻」と呼ばれる珍しい土俵で子ども力士たちが相撲をとります。取り組みの様子はもちろん、子どもたちがつける立派な化粧まわしが見どころです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

小諸市の高齢者支援制度

小諸市が提供している高齢者支援制度をご紹介します。

紙おむつ等給付事業

在宅生活を送る要介護高齢者の方などに対して紙おむつや尿取りパッド、防水シーツを支給する制度です。指定された販売店で給付品目と交換できる「紙おむつ等引換券」を給付します。

引換券の給付額は対象者の世帯状況によって異なります。住民税非課税世帯は月額4,000円、住民税課税世帯で対象者が非課税の場合は月額3,000円、住民税課税世帯で対象者も課税されている場合は月額2,000円です。引換券は年4回（4月、7月、10月、1月）に分けて支給します。

対象者は、市内に住所があり在宅生活を送る方のうち、原則として次のいずれかに当てはまる方です。ただし、生活保護受給者の方は除きます。

要介護3以上の方で介護保険料を滞納していない方（新規認定や区分変更の場合は認定日から、更新認定の場合は有効開始日から給付対象です）
65歳未満で、重度心身障がい、身体障がい、知的障がい、精神障がいによって常に寝たきりの状態で、食事、排泄、寝起きなどのときに介助を受ける必要がある方

参考：小諸市「紙おむつ等給付事業」

重度要介護高齢者等訪問理美容サービス事業

重度の要介護高齢者の方などが訪問理美容サービスを利用する際の費用を一部補助しています。補助額は1回あたり1,500円で、1年に3回まで利用できます。なお、1,500円を超えた分の費用は利用者負担です。

対象となるのは「要介護3以上」「おおむね65歳以上の高齢者」「理容室や美容室に行けない方」の3点を満たす方です。

参考：小諸市「重度要介護高齢者等訪問理美容サービス事業」

訪問指導事業

在宅療養をしている方に対して、看護師などによる訪問相談をおこなっています。内容は「訪問指導看護師による訪問指導」「歯科衛生士による訪問歯科指導」「栄養士による訪問栄養相談」「理学療法士による訪問リハビリ相談」の4つです。歯科、栄養、リハビリの相談は原則1回まで利用できます。状況に応じて、相談できる期間を決定します。

相談料は無料です。対象者は小諸市内で在宅療養中で、看護師などによる訪問指導が必要だと認められた方です。ただし、介護保険の訪問看護や訪問リハビリを利用している方は対象外となります。

参考：小諸市「訪問指導事業」