宮崎市のグループホーム
介護のほんねでは、「ニチイケアセンター上北方」、「グループホーム一喜一喜」、「グループホーム年輪」をはじめとした、宮崎県/宮崎市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は53件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 53件
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宮崎県の県庁所在地である宮崎市は温暖な気候に恵まれ、自然も豊かです。こちらでは「宮崎市の高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。
宮崎市の人口は、40万1,262人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は11万3,794人で、市全体の人口の28.4%を占めています(2021年8月1日現在)。
宮崎市の面積は643.67k㎡です。県内では延岡市(のべおかし)、都城市(みやこのじょうし)に次ぎ3番目に広い市です。宮崎市は以下の22地域に分かれています。
宮崎県の中央部に位置する宮崎市は全国でトップクラスの日照時間、快晴日数を誇っています。また、降水量が多く質の良い水が豊富です。
作物が育ちやすい環境であるため、温室で育てる園芸作物の生産が盛んです。主な特産品としては、トマト、きゅうり、きんかん、マンゴー、日向夏(ひゅうがなつ)があります。
また街づくりに積極的に取り組んでいます。1990年に「都市景観条例」を制定し植栽や屋外広告の面から景観づくりに励んでいる市です。
市内のいたる場所には宮崎県の「県木」であるフェニックスが植えられており、観光名所として有名な「青島」では約27種の亜熱帯植物が見られます。
さらに宮崎市は物価が安いことで知られています。全国的に見ても消費者物価地域差指数が低いです。新鮮な果物や海産物をお得に買えるのが魅力の一つです。
宮崎市では、JR日豊(にっぽう)本線・宮崎空港線・日南(にちなん)線の3つの路線が利用できます。主要な駅には「宮崎」駅や「南宮崎」駅、「宮崎空港」駅が挙げられます。
最も乗降者数が多い駅は「宮崎」駅です。「宮崎」駅には、延岡・大分方面、鹿児島方面に行ける日豊本線、日南・志布志(しぶし)方面に行ける日南線、宮崎空港行に行ける宮崎空港線を利用できます。駅は、複合商業施設「アミュプラザみやざき」と直結しており、お買い物や外食を楽しめます。
宮崎市役所は宮崎市橘通西1丁目1-1にあります。JR「宮崎」駅から「宮交シティ」行きのバスに乗車し、「橘通り1丁目」バス停から徒歩1分の距離です。
宮崎市役所での「要介護認定」の申請先は本庁舎5階にある介護保険課の窓口です。
参考:宮崎市役所地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
宮崎市内では、合計19カ所の地域包括支援センターが配置されています(2020年9月1日現在)。各地域にあるので、必要な時にいつでも相談できます。
参考: 宮崎市「地域包括支援センター」宮崎市で毎年開催されているイベントについてご紹介します。
2001年から始まった「まつりえれこっちゃみやざき」は、毎年7月末の土日の2日間にわたって開催される宮崎最大級の夏のお祭りです。来場者数は約20万人で非常に活気があります。
総踊りやダンス、バンド演奏と、参加者総出でお祭りを盛り上げます。飲食ブース「キッチンガーデン」では、さまざまな宮崎の有名店が出店し「食」を楽しめます。
「宮崎神宮大祭」は、10月26日に宮崎神宮で開催される秋の例大祭です。市民から「神武(じんむ)さま」の愛称で親しまれており、約140年の歴史を持つ宮崎県を代表するお祭りです。華々しい行列が宮崎市内をめぐります。
お祭りの中心となるのは「御鳳輦(ごほうれん)」と呼ばれる、祭神・神武天皇が乗せられた輦車(れんしゃ/てぐるま)です。御鳳輦の下を通ると縁起が良いとされています。
老人ホームや介護施設では、施設職員が同伴のもとイベントやお祭りに参加できる場合があります。宮崎市で開催されるイベントに参加してみたい方は事前に施設へ問い合わせてみましょう。
宮崎市では、地域の高齢者に対して支援制度を整えています。ここでは一部の取り組みを紹介します。
突然の疾病や冠婚葬祭といった急な事情で一時的に介護者が不在となり、老人ホームへの短期入所が必要となった場合、支給限度額の超過分を負担してくれる制度です。支給限度は月に7日分で、サービス費用の9割まで負担してもらえます。
なお、緊急的な事由が前提であり、事前に介護保険課へ相談やケアマネジャーへ申請が必要です。
参考:宮崎市「緊急短期入所サービス費支給」要介護認定を受けている高齢者の在宅介護をしている家庭に対して、介護用品の購入を助成する制度です。紙おむつや介護用の尿取りパッド、使い捨て手袋をはじめ11品目の用品が助成対象となっています。お住まいの地域包括支援センターや居宅介護支援事業所で申請可能です。
要介護認定以外に下記条件を全て満たす必要があります。
要介護者・介護者が属する世帯全員の住民税所得割課税金額が合計14万円以下であるまた、介護用品の購入には、市が指定する調剤薬局から注文して宅配を受ける配達制度と、市指定の店舗で直接購入する方法があり、自分に合った方法を選べます。
参考:宮崎市「介護用品の支給」高齢者の外出を促すために、バス料金を助成する制度を用意しています。敬老バスカは満70歳以上が利用でき、宮崎交通のバス路線のうち、乗車もしくは降車バス停のどちらかが宮崎市内であれば、1回の乗車の運賃が100円となります。
悠々パスは満65~69歳までの方に発行され、こちらは県内発着の宮崎交通の路線バスを利用すれば運賃の負担が軽減されます。悠々パスの場合は運賃に応じて利用者の負担金は変わり、100円・300円・500円の3段階に分けられています。
参考:宮崎市「高齢者のバス料金を助成しています(敬老バスカ・悠々パス)」宮崎市で老人ホームを探しているものの、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。宮崎市は新富町、西都市、国富町、綾町、小林市、都城市、三股町、日南市と隣接しています。
ここではグループホーム(認知症対応型老人共同生活介護)への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。
グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。
グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。
グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。
要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。
グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。
グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。
特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。
また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。
グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。
グループホームはほとんどの場合、定員が9~18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。
グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。
認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。
グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
初期費用 | 月額費用 |
---|---|
0~数百万円ほど | 10~20万円ほど |
グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。
入居一時金は0~数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万~数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。
グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。
以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。
グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。
また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。
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