都城市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「真ごころ」、「ウエルライフ2号館」、「さくらハウス横市」をはじめとした、宮崎県/都城市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は7件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 7件

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都城市の老人ホーム・介護施設について

都城市（みやこのじょうし）は、宮崎県で宮崎市に次いで2番目に人口が多い市町村です。県の南西部に位置し、緑豊かな霧島連山に囲まれています。こちらでは都城市での高齢者の暮らしのポイントをご紹介します。

都城市の特徴

都城市役所（パブリック・ドメイン, リンク）

都城市の人口は16万2,770人です。65歳以上の人口は5万1,520人で高齢化率は31.65％になります（2021年8月1日現在）。

都城市の面積は653.36k㎡です。2006年に都城市と周辺の山之口町（やまのくちちょう）、高城町（たかじょうちょう）、山田町、高崎町（たかざきちょう）、1市4町が合併して新・都城市が誕生しました。面積は県内で2番目に大きいです。

参考：都城市「都城市の住基人口を公表します」「都城市の概要を紹介します」

都城市の魅力

都城市は、宮崎市と鹿児島市の中間くらいの位置にあります。鎌倉時代から江戸時代にかけて南九州を治めていた島津家の発祥の地となっており、早鈴町（はやすずちょう）には「都城島津邸」があります。

都城市の市街地は、温泉が湧出する霧島連山の山々に囲まれた都城盆地にあります。中央を大淀川（おおよどがわ）が流れていて、自然に恵まれている土地柄です。

名物グルメがあり、都城産の宮崎牛は全国にその名前と味が知られているブランド牛です。また都城市は、霧島山麓で作られるサツマイモと清らかな地下水で仕込まれる芋焼酎の生産地でもあります。

都城市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

都城市の主要な駅

都城市の主要な駅はJR「都城」駅で、日豊本線とえびの高原線（吉都線）が乗り入れています。日豊本線は福岡県の「小倉」駅から「大分」駅、「宮崎」駅、「都城」駅を経て「鹿児島」駅まで、九州の南北を結んでいます。

日豊本線のJR「西都城」駅は、都城市の中心市街地の最寄り駅となっています。そのためほとんどの列車がこの駅に停車し、「宮崎」駅方面から来る多くの普通列車が、この駅を始発・終着としています。

都城市役所

高齢者にとって市役所は、要介護認定の申請や行政サービスの申し込み、住民票の受け取りといった用事で利用します。

都城市役所の所在地は都城市姫城町6街区21号です。最寄り駅のJR「西都城」駅から徒歩10分です。バスでお越しの場合は「市役所前」バス停のすぐそばです。

都城市で要介護の認定を受ける場合、介護保険課（本庁舎1階）か市内に4カ所ある総合支所（山之口、高城、山田、高崎）の市民生活課で申請できます。

参考：都城市役所

都城市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

都城市には合計7カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年8月1日現在）。

参考：都城市「高齢者の総合相談窓口『地域包括支援センター』を紹介します」

都城市のイベント

六月灯の灯篭（都城六月灯おかげ祭り）（ja:User:Sanjo - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

都城市内で、毎年恒例となっているイベントやお祭りを紹介します。

「六月灯（ろっがっどう）」は都城市の夏の風物詩で、無病息災や豊作を願って灯籠をかざる伝統行事です。7月（旧暦の6月は現在の7月）になると市内の各地域が自主的に祭りを開催します。時期の間は毎日のように都城市内のどこかで花火が打ち上がります。

「島津邸五月人形展」は、都城島津邸本宅で毎年4月中旬～5月中旬に催されます。子どもたちの健やかな成長を願ったイベントで、立派な五月人形を見物できます。

「あげ馬祭り」は、諏訪神社で7月と11月に催されるお祭りです。子どもを乗せた馬に荷物を背負った馬が続き、馬のまわりを大人たちが取り巻き行列をつくって歩きます。

都城市の高齢者支援制度

都城市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

健康増進施設利用割引券の交付

「健康増進施設利用割引券」は、高齢者の健康増進を図ることを目的として、温泉施設やパークゴルフ場といった施設で利用できる共通割引券です。温泉施設は市内だけではなく、鹿児島県曽於（そお）市と志布志（しぶし）市でも利用できます。

対象者は「満65歳以上の方および年度内に65歳の誕生日を迎える方」です。都城市役所の福祉課（本庁1階、水色5番窓口）、各総合支所市民生活課、各地区市民センターで申請できます。

参考：都城市「健康増進施設利用割引券を交付します」

敬老特別乗車券（バス券）の交付

宮崎交通や鹿児島交通、高崎観光バスといった路線バスを安く利用できる「敬老特別乗車券（バス券）」を交付しています。対象者は「都城市に在住している満70歳以上の方」で交付手数料は年1回1,000円がかかりますが、利用料金が1回の乗車につき100円になります。有効期間は交付された日から当該年度の3月31日までです。

参考：都城市「敬老特別乗車券(バス券)を交付します」

老人いこいの家

高齢者がだんらんを楽しみ、レクリエーションや趣味を通してコミュニケーションにつなげる場所として「老人いこいの家」が設けられています。利用できるのは60歳以上の方で、利用料は無料です。なお、火曜日・木曜日・土曜日の10時～3時30分はお風呂を利用できます。

住所：都城市郡元町（こおりもとちょう）225-1
時間：午前9時～午後4時
休館日：日曜日・祝日

参考：都城市「老人いこいの家を紹介します」

都城市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

都城市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。都城市に隣接するのは宮崎市、日南市、串間市、北諸県郡三股町、小林市、西諸県郡高原町、鹿児島県曽於市、志布志市、霧島市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。