いなべ市のグループホーム

介護のほんねでは、「いなべの憩」、「グループホームいなべ」、「グループホームあおい」をはじめとした、三重県/いなべ市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 4件

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いなべ市の老人ホーム・介護施設について

いなべ市は、三重県の北部に位置する市です。ここでは「いなべ市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

いなべ市の特徴

鈴鹿山脈の藤原岳から望むいなべ市役所、三重県いなべ市にて（Alpsdake - このファイルは以下の画像から切り出されたものです, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

いなべ市の人口は4万5,401人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は1万2,395人で、高齢化率は27.30％です（2021年1月1日現在）。

いなべ市の面積は、219.83㎢です。いなべ市は、藤原町、北勢町、大安町、員弁町（いなべちょう）の4つの町に分かれています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／いなべ市「いなべまちかど博物館」

いなべ市の魅力

いなべ市は豊かな自然が魅力です。北には養老山地、西には鈴鹿山脈があり、市の中心には員弁川が流れています。川沿いには散歩道が整備されており、サクラやアジサイといった四季折々の花々が見られます。また、自然を生かした景勝地が多くあります。広場や遊歩道、噴水などがある「いなべ公園」は、市民の憩いの場です。シンボルタワーから望む景色は絶景です。また、宇賀渓には大小規模の異なる5つの滝があり、自然の壮大さを感じられます。

いなべ市は、石榑（いしぐれ）トンネル（国道241号）や、東海環状自動車道の開通により、自然を満喫できる環境でありながら、交通の便の良さも両立したエリアです。名古屋圏までは車で約1時間、関西圏までは車で約2時間でアクセスでき、市内には電車やバスも多く運行しており、利便性の高い地域となっています。

魅力的な特産品も多くあります。いなべ市は茶の産地として長い歴史をもち、いなべ市で収穫される「石榑茶」は自然に育まれた味わい深さが魅力です。そのほか、三重いなべ牛、さくらポーク、大安桜米といった特産品があります。

いなべ市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

いなべ市の主要な駅

いなべ市には、三岐鉄道三岐線・北勢線が走っています。主要な駅は「楚原（そはら）」駅です。

また市内では「いなべ市福祉バス」が運行しています。居住地を問わずどなたでも無料で利用できます。市内を複数の路線が走行しているので、通院や買い物などの移動に便利です。

いなべ市役所

いなべ市役所の所在地は、いなべ市北勢町阿下喜31です。北勢線「阿下喜（あげき）」駅から福祉バスに乗車し「いなべ市役所」バス停からすぐです。

要介護認定を受ける際は、福祉部介護保険課で受け付けています。

参考：いなべ市役所

いなべ市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

いなべ市内には、2カ所の地域包括支援センターが設置されています（2020年6月25日現在）。

参考：いなべ市「いなべ市地域包括支援センター」

いなべ市のイベント

いなべ市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「うめまつり」は、毎年3月上旬から下旬までいなべ市農業公園にある梅林公園でおこなわれるお祭りです。梅林公園には、およそ100種類4,000本もの梅が植えられており、東海エリアでも最大級の規模を誇ります。園内には見場晴らし台もあり、ピンクや白で彩られた梅のグラデーションを楽しめます。

「八幡祭」は、毎年7月下旬の2日間にわたって大西神社で開催される伝統的なお祭りです。子ども神輿（みこし）と大人神輿が街中を練り歩きます。その様子は「暴れ神輿」という別名もあり、灯明（とうみょう）や提灯（ちょうちん）を揺らしながら太鼓を打ち鳴らすのが特徴です。そのほかにも、さまざまな露店が並んだり、仮装行列が練り歩いたりと、阿下喜地区はにぎやかなお祭りムードに包まれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

いなべ市の高齢者支援制度

いなべ市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

ふれあい弁当サービス

心身の不安を感じている方に対して、お弁当を配布するとともに安否確認をおこなうサービスです。利用回数は月2回で、利用料は無料です。

対象者は、75歳以上で1人暮らしの方、85歳以上の高齢者夫婦世帯の方などです。サービスの申し込みは、いなべ市社会福祉協議会地域福祉課で受け付けています。

参考：いなべ市「ふれあい弁当サービス」

おむつの給付サービス

高齢者の在宅介護をしている家族の負担軽減を目的としたサービスです。給付の対象となるおむつは、テープ止め型、パンツ型、フラット型、尿パッド型（標準タイプと夜用タイプ）です。毎月1回自宅まで配達されますが、1カ月の給付枚数には上限があります。

対象者は、市内在住の要介護3以上の認定を受けており、常時おむつを必要とする方のうち以下のいずれかに該当する方です。

寝たきりの状態の方
認知症により、排泄行為が困難な方
尿便意の感覚が著しく低下している方

サービスの申し込みは、いなべ市社会福祉協議会地域福祉課で受け付けています。

参考：いなべ市「おむつの給付サービス」

緊急通報装置貸与サービス

緊急時に備え、状況把握や迅速な対応ができるよう24時間体制で連絡可能な機器を貸与するサービスです。必要に応じて救急車の手配や協力者への連絡をするだけでなく、専門スタッフの連絡による月1回の安否確認も受けられます。利用料は無料です。

対象者は、市内在住のおおむね75歳以上の一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯、心身に障がいのある方のうち、以下の条件をすべて満たす方です。

突発的に危険な症状が発生する持病がある
継続的な見守りが必要である
非課税世帯である
身寄りがない

サービスの申し込みは、いなべ市社会福祉協議会地域福祉課で受け付けています。

参考：いなべ市「緊急通報装置貸与サービス」

いなべ市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

いなべ市で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。いなべ市は、四日市市、桑名市、員弁郡東員町、三重郡菰野町、岐阜県大垣市、海津市、養老郡養老町、滋賀県東近江市、犬上郡多賀町と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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