京都市南区の最寄り3km以内のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「Villa Sama-sama(ヴィラ・サマサマ）」、「そんぽの家S 西大路八条」、「そんぽの家S 東寺」をはじめとした、京都府/京都市南区/最寄り3km以内の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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京都市南区の老人ホーム・介護施設について

南区は、京都市の南部に位置する行政区です。平安京が築かれて以来、“都の玄関“としての役割を担ってきました。こちらでは「京都市南区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

京都市南区の特徴

南区総合庁舎（J o - Photo taken by J o., CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

京都市南区の人口は10万601人です。65歳以上の高齢者人口は2万6,040人で、高齢化率は25.88％となります。京都市南区の面積は15.81㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

京都市南区の魅力

京都市南区は、高低差の少ない京都盆地の上に形成されています。西部の桂川、東端の鴨川、中央部の西高瀬川をはじめとする多くの河川が流れていることが特徴です。豊かな水源を利用した近郊農業も盛んで、良質な京野菜が数多く栽培されています。

京都市南区には、さまざまな歴史的建造物が現存しています。なかでも有名なのが「東寺（とうじ）」です。弘法大師（空海）が住んでいたとされる御影堂（みえいどう）、木造の建造物として日本一の高さを誇る国宝・五重塔があります。平安京の貴重な遺構として、1994年に世界遺産に登録されました。

京都市南区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

京都市南区の主要な駅

京都市南区にはJR東海道本線、東海道線、山陰本線、京都市地下鉄烏丸線、近鉄京都線が乗り入れています。主要駅はJR「西大路」駅です。

南区役所

南区役所は、京都市南区西九条南田町1-3にあります。近鉄電車京都線「東寺」駅から徒歩約10分で到着できます。バスを利用する際は、市バス「南区総合庁舎前」バス停で下車するとすぐです。また「東寺南門前」バス停からは徒歩約5分です。

要介護認定の申請・相談は、健康長寿推進課高齢介護保険担当の窓口で受け付けています。

参考：南区役所

京都市南区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

京都市の地域包括支援センターは「高齢サポート」という名称です。南区内には4カ所の高齢サポートが設置されています（2022年4月1日現在）。

参考：京都市「高齢サポート（地域包括支援センター）について」

京都市南区のイベント

東寺

京都市南区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「南区民ふれあいまつり」は毎年11月頃に東寺の境内で開催されるイベントです。模擬店や野菜の直売、音楽ステージを楽しめます。また、参加賞や完歩賞がある健康ウォーキングも実施されます。

「終い弘法（しまいこうぼう）」は、毎年12月21日に東寺で開催される縁日です。弘法大師（空海）の月命日である毎月21日には「弘法市」という縁日がおこなわれています。12月は1年で最後の弘法市となるため、御影堂で「御影供（みえいく）」と呼ばれる法要が催されることが特徴です。境内には骨董品や日用雑貨、古着といったさまざまな品物を扱うお店が並び、正月用の縁起物を求めて多くの方が訪れます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

京都市南区の高齢者支援制度

京都市南区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

あんしんネット119（緊急通報システム）

突然の不調や火災などの事故が発生した際に緊急通報できるよう、装置を貸与するサービスです。通報装置は本体に加え、身に付けられるペンダント型と枕元用の押しボタンがあります。相談ボタンを押すと、常駐する専門相談員に健康に関する相談もできます。利用料金は世帯の生計中心者の前年の合計所得金額によって異なり、無料～1,462円です。

対象となるのは、おおむね65歳以上の一人暮らしの方や高齢者のみの世帯のうち、急病や事故などの緊急時に自分で対処することが難しい方です。また、家族と同居していても、日中は一人になってしまう高齢者の方も対象です。

参考：京都市「令和3年度版『すこやか進行中！！～高齢者のためのサービスガイドブック～』」

配食サービス

栄養改善と安否確認を目的に、栄養バランスのとれた昼食を配達するサービスです。料金は事業者によって異なりますが、1食あたり500円までとなります。

対象は、以下の要件をすべて満たす方です。

60歳以上の一人暮らしの方、または高齢者のみの世帯
要支援または要介護の認定を受けている方
身体状況などの影響で買い物や調理が難しい方

参考：京都市「令和3年度版『すこやか進行中！！～高齢者のためのサービスガイドブック～』」

在宅生活支援ホームヘルプサービス

長く住み慣れた地域で生活し続けることを目的に、在宅生活の援助をする取り組みです。ホームヘルパーを派遣し、炊事や掃除、洗濯、買い物などをサポートします。料金は身体状況によって異なり、30分で121～212円、または1カ月あたり1,259円となります。なお、生活保護を受給している場合は実費負担を除いて利用料金は無料です。

対象となるのは、介護保険に該当しない60歳以上65歳未満の方で、在宅での日常生活を維持するのに支援が必要な方です。

参考：京都市「令和3年度版『すこやか進行中！！～高齢者のためのサービスガイドブック～』」

京都市南区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

京都市南区内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。南区と隣接しているのは、京都市東山区・下京区・右京区・伏見区・西京区、向日市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。