土佐市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「介護付有料老人ホームケアビレッジ高岡」、「介護付き有料老人ホームケアビレッジとさ」をはじめとした、高知県/土佐市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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施設の種類

土佐市の老人ホーム・介護施設について

土佐市は、高知県の南央部に位置する市です。高知県の玄関口である「高知」駅と「高知龍馬空港」から車で約30〜40分と、アクセスに優れた地域です。こちらでは「土佐市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

土佐市の特徴

土佐市役所 2007年12月　Bakkai撮影<レタッチ済>（オリジナルのアップロード者は日本語版ウィキペディアのBakkaiさん - ja.wikipedia からコモンズに移動されました。, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

土佐市の人口は2万6,708人です。そのうち、65歳以上の高齢者人口は9,775人で、高齢化率は36.60%となっています。土佐市の面積は91.50㎢です。市内は高岡、北原、戸波（へわ）、蓮池、波介（はげ）、高石、新居（にい）、宇佐の8つのエリアに分かれます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」／一般社団法人土佐市観光協会「土佐市について」

土佐市の魅力

土佐市は、年間を通して温暖な気候に恵まれた地域です。高知県を代表する土佐文旦やメロンをはじめとする果物が豊富に栽培されており、フルーツの宝庫となっています。また、漁業も盛んでカツオやうるめなどの魚が獲れます。魚介類の加工品も多く、特に手間暇をかけて作られるカツオ節は風味豊かな味わいを感じられる特産品です。

土佐市は、自然を満喫できるスポットが多いことも魅力の一つです。南部は太平洋に接しており、横浪半島では海水浴を楽しめるほか、リアス式海岸を眺めながらドライブができる「横浪スカイライン」があります。さらに、宇佐町にはホエールウォッチングの出港地があり、タイミングが良ければニタリクジラやイルカが泳ぐ姿を見られます。

ほかにも、「加茂川親水公園」は初夏になると1,500株ものあじさいが咲き誇る人気スポットです。午前中のわずかな時間のみ開花したハスが見られる「蓮池公園」や、春には桜やツツジが見頃を迎える「波介山展望公園」といった場所で、四季折々の植物を観賞できます。

土佐市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

土佐市の主要な駅

土佐市には鉄道が通っていません。鉄道を利用したい場合は、近隣の市町村にある駅を利用する必要があります。土佐市の最寄り駅は吾川郡いの町にあるJR土讃線「伊野」駅です。

市内の移動手段は、車や路線バスです。土佐市では、乗車距離にかかわらず一律料金で利用できる「ドラゴンバス」を運行しています。

土佐市役所

土佐市役所の所在地は、土佐市高岡町甲2017-1です。ドラゴンバスの「土佐市役所前」バス停から徒歩2分で到着します。

要介護認定の申請は、長寿政策課介護保険係で受け付けています。

参考：土佐市役所

土佐市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

土佐市の地域包括支援センターは、1カ所です（2022年4月現在）。また、地域包括支援センターのサブセンターが2カ所設置されています。

参考：土佐市「土佐市地域包括支援センター」／高知県「地域包括支援センター」

土佐市のイベント

土佐市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「宇佐大鍋まつり」は、例年5月3日に「宇佐しおかぜ公園」で開催されるお祭りです。四国最大級の直径約2ⅿの大鍋で「うるめのつみれ汁」をつくり、参加者にふるまいます。宇佐の特産品である一本釣りうるめを使用しており、毎年長蛇の列ができるほどの人気です。ほかにも、特産品の販売やフリーマーケットなどが開催されます。

「宇佐港まつり」は、例年8月第2土曜日に「宇佐しおかぜ公園」で開催されるお祭りです。大漁旗を掲げた漁船によるパレードがおこなわれ、夜になると約2,500発もの花火が打ち上げられます。観客のすぐそばで打ち上げられる花火は、その音や衝撃を体感でき迫力満点です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

土佐市の高齢者支援制度

土佐市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

土佐市緊急通報システム事業

一人暮らしなどの高齢者の自宅に、事故や急病などが発生した際にすぐに通報できるよう緊急通報装置を貸与する事業です。緊急通報装置の本体やペンダントにあるボタンを押すと、市が委託しているセンターに通報されます。センター内には専門知識を持つスタッフが24時間365日対応しています。そのほか、電話による定期的な安否確認や健康確認も実施しています。

対象となるのは、以下の条件をすべて満たしている方です。

おおむね65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯の方
固定電話を設置している方
緊急時に援助してもらえる協力員を2人以上確保できる方
市民税非課税世帯の方
安否確認と緊急時の対応が必要であると市長が認めた方

参考：土佐市「高齢者福祉関係－在宅福祉事業－」

配食サービス事業

栄養改善を目的に、配食サービスや見守りをおこなう事業です。食事を届ける際に利用者の安否を確認し、もしも異常があれば関係機関へ連絡します。

利用料金は、食事に要した原材料費などの実費相当額です。また、普通食と必要に応じた治療食の2種類から選択できます。配食曜日や回数などは状況調査などを実施したうえで決定されます。

対象となるのは「市内在住の65歳以上の高齢者世帯の方」で「介護予防・日常生活支援総合事業対象者、または要支援・要介護認定者」です。なおかつ、以下の条件のいずれかに該当する方となります。

低栄養状態で栄養改善が必要な方（要介護認定者はこの条件に該当する方に限る）
心身の状況や家族構成などにより、買い物および食事の調理が困難な方
心身の状況や家族構成などにより、見守りが必要な方

ただし、介護施設に入所している方や入院中の方は対象外となります。

参考：土佐市「高齢者福祉関係－在宅福祉事業－」

訪問理美容サービス事業

心身の障がいや傷病などを理由に理容所や美容室へ行けない高齢者が、訪問理美容サービスを受ける際の出張費として利用できる利用券を交付する事業です。年間1人当たり4枚が上限となります。

理美容にかかった料金は自己負担となります。総合調髪カット、剃毛、シャンプーについては通常料金の半額の1,700円で受けられます。ただし、染毛などの特殊技術料金は通常料金です。

対象となるのは、市内在住の方で理美容店に出向くことができず、訪問理美容サービスの必要性があると認められる方です。なおかつ以下の条件のいずれかに該当する方となります。

おおむね65歳以上の一人暮らしの方
高齢者のみの世帯の方、またはこれに準ずる世帯に属する方
身体障がい者の方

参考：土佐市「高齢者福祉関係－在宅福祉事業－」

土佐市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

土佐市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。土佐市と隣接しているのは、高知市、須崎市、吾川郡いの町、高岡郡佐川町・日高村です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。