川崎区役所(Waka77 - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる)
川崎市川崎区の人口は、23万4,569人です。65歳以上の高齢者の人口は5万2,175人であり、高齢化率は22.24%となります(2021年1月1日現在)。
面積は、40.25km²です。川崎市川崎区は、JR「川崎」駅・京浜電鉄「京急川崎」駅から東京湾に向かって広がるような地形になっています。
川崎市川崎区の魅力
川崎市川崎区は、市内の中心的な商業地です。「アトレ川崎」「川崎ルフロン」「川崎アモーズ」といった大型商業施設があり、利便性に優れています。他にも「川崎駅前仲見世通」「平和通商店街」をはじめとする商店街が多いです。
さらに、厄除けで有名な「川崎大師(平間寺)」があります。初詣の参拝者数は約300万人と、全国トップクラス。神奈川県屈指の寺院として有名です。参道には飴屋が軒を連ね、飴をリズミカルに切る音が響きます。下町情緒ある町並みが人気です。
また「富士見公園」や「大師公園」などの緑豊かな公園が点在しています。軽い運動をしたい方、季節の草花を愛でたい方におすすめです。
川崎市川崎区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター
川崎市川崎区の主要な駅
川崎市川崎区には、JR東海道本線・鶴見線・南武(なんぶ)線・京浜東北線と、京急電鉄本線・大師線が走っています。
主要な駅はJR「川崎」駅、京急電鉄「京急川崎」駅です。「川崎」駅と「京急川崎」駅は、徒歩4分の距離に位置します。通勤・通学の時間帯は大変込み合いますので、利用する時間帯に気をつけてください。
川崎区役所
川崎区役所の所在地は、川崎市川崎区東田町8です。「宮前」バス停もしくは「市役所前」バス停から徒歩約5分、JR「川崎」駅から徒歩約10分、京浜電鉄「京急川崎」駅から徒歩約7分の場所にあります。
要介護認定の申請窓口は、川崎区役所3階にある高齢・障害課介護認定給付係です。または、「大師地区健康福祉ステーション」「田島地区健康福祉ステーション」の介護保険担当窓口で受け付けています。
川崎市川崎区の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
川崎市川崎区にある地域包括支援センターは9カ所です。地域によって管轄が異なりますので、最寄りの地域包括支援センターの場所を確認しておきましょう。
参考:川崎区「川崎区内の地域包括支援センター」
川崎市川崎区のイベント
川崎市川崎区で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。
「かわさきアジア交流音楽祭」は、2005年に「日韓友情年2005」を記念しておこなわれた事業をきっかけに、毎年5月に開催されます。「アジアの市民が音楽を通して交流できるような街づくりをしたい」という想いからスタートしたイベントです。「川崎」駅周辺を会場に、日本や韓国、中国、タイ、モンゴルなどアジア各国の民族音楽や民族舞踊が披露されます。普段はなかなか触れることができない文化を楽しめる機会として、多くの方で賑わいます。
「川崎山王祭」は、毎年8月に稲毛神社で開催されているお祭りです。稲毛神社は、景行天皇(けいこうてんのう)と縁がある由緒正しい神社です。川崎山王祭の最終日には、「孔雀神輿(くじゃくみこし)」と「玉神輿(たまみこし)」が区内を巡行します。お祭りのクライマックスには2基が宮入りし、担ぎ手と観客が一同に集まり大いに盛り上がります。
川崎市川崎区の高齢者支援制度
川崎区を含む川崎市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
紙おむつ等介護用品の給付
紙おむつが日常的に必要な方のためのサービスです。65歳以上で要介護3~5の認定を受け、在宅で暮らしている方が対象です。また、40~64歳で特定疾病の「初老期における認知症」に該当する方も利用できます。
紙おむつやおむつカバー、防水シーツ、使い捨て手袋、消臭剤、清拭剤、ドライシャンプーを毎月5,000円の限度額の範囲内で給付してもらえます。生活保護を受給している方は、限度額が2,500円となり、紙おむつやおむつカバーは対象外です。
参考:川崎市「紙おむつ等介護用品の給付」
外出支援サービス事業
車いす用のリフト付きワンボックスカー「おでかけGo!」で送迎をおこなうサービスです。心身の状況によって出かけづらい方が、安全に外出できます。
在宅で暮らしている65歳以上の方で、要介護3~5の認定を受け、公共交通機関の利用が難しい方が対象です。加えて、家族や介護者が同乗して介助する必要があります。1時間あたりの利用料は400円で、月2回まで利用可能です。
希望する場合は、担当のケアマネジャーに相談するか地域包括支援センターで登録してください。
参考:川崎市「外出支援サービス事業」
認知症等行方不明SOSネットワーク
認知症等行方不明SOSネットワークは、認知症の症状により行方不明になってしまう可能性がある方のためのサービスです。ネットワークに登録しておくことで、行方不明になってしまった場合の安全確保と早期身元特定に役立ちます。
利用を希望する場合は、区役所の高齢・障害課、または各地区にある健康福祉ステーションの高齢・障害担当、地域包括支援センターにて事前登録をしましょう。
参考:川崎市「認知症等行方不明SOSネットワーク」
川崎市川崎区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
川崎市川崎区で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。隣接している地域は、川崎市幸区、横浜市鶴見区、東京都大田区です。