横溝屋敷
横浜市鶴見区の人口は、29万5,603人です。このうち65歳以上の高齢者の人口は6万3,182人で、高齢化率は21.37%になります(2021年1月1日現在)。
横浜市鶴見区の魅力
沿岸部は海のまちと呼ばれており、東京湾にかかる「横浜ベイブリッジ」があります。ベイブリッジ併設のスカイウォークからは超大型客船や海を眺められます。
区全体として商業施設や工業施設が多いですが、なかには「獅子ヶ谷(ししがや)市の森」や「県立三ツ池公園」といった自然を満喫できるスポットがあります。また、横浜指定文化財の「横溝屋敷」や、横浜認定歴史的建造物である「旧澤野家長屋門(きゅうさわのけながやもん)」などの歴史的なスポットがある区です。
横浜市鶴見区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター
横浜市鶴見区の主要な駅
横浜市鶴見区には、JR京浜東北線、JR鶴見線、JR南武線、京急本線が走っています。主要駅は「鶴見」駅です。京浜東北線を使えるので、東京都、埼玉県へのアクセスに優れています。
鶴見区役所
区役所には、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。
鶴見区役所は、横浜市鶴見区鶴見中央3丁目20-1にあります。「鶴見区役所前」バス停から徒歩約2分です。また、「京急鶴見」駅から徒歩7分、「鶴見」駅から徒歩9分で到着します。要介護認定の申請は鶴見区役所高齢・障害支援課で受け付けております。
参考:鶴見区役所
横浜市鶴見区の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
横浜市鶴見区には地域包括支援センターが9カ所設置されています。すべて各地域の「地域ケアプラザ」に併設されています。また地域包括支援センター以外に「さわやか相談室」という地域の方が医療と介護について安心して相談できる窓口を設けています。
参考:横浜市「相談」
横浜市鶴見区のイベント
横浜市鶴見区で開催されているイベントをご紹介します。
「鶴見の田祭り」は、鶴見神社にて毎年4月29日に開催されています。鎌倉時代から受け継がれてきた由緒ある祭事です。神壽歌(ほぎうた)や直会(なおらい)、撒餅(まきもち)といった催しが開かれます。
「鶴見神社天王祭」は、毎年7月の第4金曜日から日曜日におこなわれるイベントです。青年会を中心に大神輿(おおみこし)が町を練り歩きます。
横浜市鶴見区の高齢者支援制度
鶴見区で利用できる、横浜市の高齢者支援制度をご紹介します。
高齢者等住環境整備事業
「日常生活動作の補完」「介護者の負担軽減」といった目的で住宅改造をする場合に工事費用の一部を助成してくれる制度です。対象工事は「手すりの取り付け」「段差の解消」「移動しやすい床材への変更」など、限定されています。助成の限度基準額は100万円です。自己負担の割合は、生計中心者の市民税額に応じて変わります。
対象者は「要支援1以上の方」です。改修工事前に相談が必要なので、これから予定されている方は鶴見区の高齢・障害支援課に問い合わせてみてください。
参考:横浜市「高齢者等住環境整備事業」
外出支援サービス
自宅から医療機関、福祉施設、行政機関までを利用できる送迎サービスです。利用料金は車両の保管場所を起点に2kmまで300円、それ以降は1kmごとに150円が加算されます。ただし300円が上限です。
対象者は「おおむね65歳以上の在宅高齢者で、要介護3以上のうち、単独で公共交通機関の利用が困難な方」です。
参考:横浜市「外出支援サービス事業」
高齢者食事サービス
栄養バランスが考えられた食事を自宅まで提供するとともに、安否確認をおこなうサービスです。利用回数は1日1食(昼食か夕食)で週5回までです。料金は1食あたり700円以内ですが、治療食の場合は上限を超える場合があります。
対象者は以下の「心身の状況」と「介護力」の2点を満たしている方です。
心身の状況
- 要介護2以上
- 要支援1~要介護1で、認知症があり(認知症高齢者日常生活自立度II以上)食事確保が困難な方
- 要支援1~要介護1で、低栄養状態のリスクが高く(※)、食事確保が困難な方
※最近6カ月の体重減少が10%以上・血清アルブミン値3.0g/dl以下のいずれかに該当
- 身体障害者(※)で、心身の障害等の理由により食事確保が困難な方
※視覚障害、平衡機能障害、肢体不自由、心臓機能障害、呼吸器機能障害、じん臓機能障害で1級から3級の身体障害者手帳を持っている方
- 1~4の規定に関わらず、福祉保健センター長が必要と認めた方
介護力
- 一人暮らし
- 一人暮らしに準じる世帯
- 同居家族が日中に就労することを常態としているため、食事確保が困難な場合
- 同居家族が疾病、障害(著しい体力低下により日常生活に支障のある場合を含む)のため食事確保が困難な場合
参考:横浜市「高齢者食事サービス事業」
横浜市鶴見区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
横浜市鶴見区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。横浜市鶴見区は横浜市神奈川区、港北区、中区、川崎市川崎区、幸区と隣接しています。