横浜市戸塚区の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「高齢者介護総合センター　聖母の園」、「社会福祉法人　あゆみの国のなかま　特別養護老人ホーム　しなの森のさと」、「特別養護老人ホーム恒春の丘」をはじめとした、神奈川県/横浜市戸塚区の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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横浜市戸塚区の老人ホーム・介護施設について

戸塚区は、横浜市を構成する区のひとつです。大型マンションや住宅団地、商業施設があり、東京都のベッドタウンとして多くの人々が居住しています。ここでは「横浜市戸塚区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

横浜市戸塚区の特徴

トツカーナ（Wikipediaより）

横浜市戸塚区には、28万2,521人が住んでいます。65歳以上の高齢者は7万2,082人で、高齢化率は25.51％です（2021年1月1日現在）。

横浜市戸塚区の面積は35.70㎢です。横浜市に属する18地区で最も広く、横浜市全体の8.2％を占めています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／横浜市戸塚区「データで見る戸塚」

横浜市戸塚区の魅力

横浜市戸塚区は、横浜市の南西部に位置するエリアです。中心地には商業施設が多く立ち並んでいます。一方で区内に流れる境川・柏尾川の周辺に自然が残っているのが特徴です。柏尾川付近では桜並木が整備された桜堤や、ホタルが生息するほどの自然が残されています。

また、横浜市戸塚区は東海道五十三次の5番目の宿である旧東海道戸塚宿をはじめ、鎌倉文化圏であったことがわかる遺産が数多く残っています。旧住友家俣野（またの）別邸や品濃一里塚といった、多くの文化財建造物や史跡がある市です。

横浜市戸塚区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

横浜市戸塚区の主要な駅

戸塚区ではJR東海道本線・横須賀線・湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄ブルーラインを使えます。主要な駅は、ターミナル駅の「戸塚」駅です。「戸塚」駅ではJR東海道本線・湘南新宿ライン・横須賀線を使えます。神奈川県内の移動はもちろん、品川や恵比寿、新宿、上野といった東京都心方面にアクセスしやすいです。

戸塚区役所

戸塚区役所は、横浜市戸塚区戸塚町16-17にあります。JR「戸塚」駅のJR橋上改札口や、JR地下改札口、市営地下鉄改札口からだと、すぐに到着します。

要介護認定の申請は、戸塚区役所の高齢・障害支援課高齢者支援担当（2階9番窓口）、もしくはお住いの地域の地域ケアプラザで受け付けています。

参考：戸塚区役所

横浜市戸塚区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

横浜市では地域包括支援センターのことを「地域ケアプラザ」と呼んでおり、区内には合計11カ所の地域ケアプラザがあります。

参考：横浜市戸塚区「地域ケアプラザ」

横浜市戸塚区のイベント

横浜市戸塚区で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「とつか夏まつり」は、横浜市戸塚区の夏の風物詩として知られ、毎年2万人以上が訪れます。200店以上の露店が並ぶ大規模なお祭りです。

「お札まき」は、とつか夏まつりと同日に開催されるイベントです。横浜市戸塚区にある八坂神社の例大祭に合わせて催されており、300年以上の歴史があります。イベントでは、顔に白塗り化粧をした15人の男性が五穀豊穣・無病息災の祈りを込めた歌や踊りを披露します。色彩豊かなお札が撒かれる様子は見応えがあり、誰でもお札を取ることができます。

横浜市戸塚区の高齢者支援制度

横浜市戸塚区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

生活あんしんサポート事業

生活あんしんサポート事業では、日常の困りごとへのサポートを実施しています。民間事業者によるサポートなので、事業者ごとにサービス内容や料金が異なります。利用する際は、直接事業者に問い合わせることが必要です。

横浜市戸塚区では、食料品や雑貨、夕食の宅配事業や、共同購入による戸別の宅配サービス、庭の草取りや手入れ、部屋の掃除といった日常生活支援、定期訪問見守りサービス、通院介助や家事代行などを利用できます。安否確認の役割も担い、万が一、サービス提供時に異変があった場合には親族へ連絡します。

参考：横浜市「生活あんしんサポート事業」

敬老特別乗車証（敬老パス）

横浜市内に住んでいる70歳以上の希望者に向けて「敬老パス」を交付しています。交付を受ければ、対象交通機関（市営バスや市営地下鉄）を割引価格か無料で使えます。利用者の負担額は、収入状況によって異なる金額です。

申し込み方法は「70歳を迎える2カ月前に申込書が送られてくる」「申請書に必要事項を記入のうえ返送する」「負担額を記載した納付書が送られてくる」の3ステップです。納付書をもとに、負担額を市内郵便局で支払うとその場で交付されます。

参考：横浜市「敬老特別乗車証（敬老パス）」

元気づくりステーション

元気づくりステーションでは、介護予防活動に取り組むグループの支援をしています。介護予防活動とは、横浜市内で歩いていけるような身近な場所で、仲間と介護予防や健康づくり（筋トレやウォーキング、健康マージャンなど）をするための活動です。

現在では市内で300グループ以上が活動しています。参加したい場合には、横浜市戸塚区役所や地域ケアプラザに相談してみてください。

参考：横浜市「元気なうちから介護予防元気づくりステーション」

横浜市戸塚区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

横浜市戸塚区で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。横浜市戸塚区は南区、保土ケ谷区、港南区、旭区、栄区、泉区、鎌倉市、藤沢市と隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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