川崎市宮前区の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス風知草」、「ケアハウス青田風」をはじめとした、神奈川県/川崎市宮前区の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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川崎市宮前区の老人ホーム・介護施設について

川崎市宮前区は、川崎市を構成する行政区の1つです。今回は「川崎市宮前区での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

川崎市宮前区の特徴

宮前区役所（WP:Ja user Hykw-a4, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

川崎市宮前区の人口は23万3,405人です。65歳以上の高齢者人口は4万7,827人で、高齢化率は20.49%です（2021年1月1日現在）。

川崎市宮前区の面積は18.60㎢です。東京都への交通アクセスが優れているため、ベッドタウンとして栄えています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／川崎市宮前区「宮前区の人口」

川崎市宮前区の魅力

川崎市宮前区は、遺跡群をはじめとした文化財があるエリアです。「鷲ヶ峰（わしがみね）遺跡」や「十三菩提（じゅうさんぼだい）遺跡」といった遺跡文化財があります。そのほか「影向寺（ようごうじ）遺跡」を含む「橘樹官衙（たちばなかんがい）遺跡群」は、川崎市で初めて国史跡に指定された文化財です。

川崎市宮前区では、田園地帯を生かして野菜や果物が生産されています。区内各所に農産物直売所があり、さまざまな農作物を産地直送で購入できます。

川崎市宮前区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

川崎市宮前区の主要な駅

川崎市宮前区には東急田園都市線が走っています。1本で「渋谷」駅まで行き来できます。主要な駅は「鷺沼（さぎぬま）」駅、「宮前平」駅、「宮崎台」駅です。

宮前区役所

宮前区役所の所在地は、川崎市宮前区宮前平2丁目20-5です。「宮前区役所前」バス停から歩いてすぐの場所にあります。要介護認定の申請は高齢・障害課介護保険担当窓口で受け付けています。

参考：宮前区役所

川崎市宮前区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

川崎市宮前区には、地域包括支援センターが合計7カ所設置されています。エリアごとに設けられているので、介護や福祉に関する悩みがある方はお気軽に相談してみてください。

参考：川崎市「宮前区地域包括支援センター」

川崎市宮前区のイベント

川崎市宮前区での恒例行事をご紹介します。

「みやまえロビーコンサート」は毎月1回、お昼の時間に、宮前区役所のロビーで開催されているイベントです。「区役所を身近な存在に感じてもらいたい」という思いからスタートしました。いろいろなジャンルの音楽を楽しめます。

「初卯祭（はつうまつり）」は、毎年3月に稲毛惚社（いなげそうじゃ）白幡八幡大神（しらはたはちまんだいじん）でおこなわれています。五穀豊穣（ごこくほうじょう）を願うために、5歳未満の長男が2人選ばれて矢を射るイベントです。

川崎市宮前区の高齢者支援制度

川崎市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

かわさき福寿手帳の交付

かわさき福寿手帳は、高齢者の心身ともに健康な生活を目的に配布されています。介護保険制度に関する情報や高齢者のために設けられている相談窓口、優待施設、救急情報連絡票などが掲載されています。

配布の対象者は「市内在住の65歳以上の方」か「市外在住の川崎市の介護保険第1号被保険者の方」です。

参考：川崎市「かわさき福寿手帳の交付」

敬老入浴事業

敬老入浴事業は、川崎浴場組合連合会に加盟している全ての浴場を入浴や憩いの場として提供する事業です。事業には「敬老入浴デー」「敬老の日入浴デー」「せんとう健康長寿応援プログラム」の3つがあります。

敬老入浴事業

事業名称	内容	実施日
敬老入浴デー	かわさき福寿手帳の「入場優待券」を提示すると、浴場を半額で利用できます。	毎週木曜日（浴場の休業日の場合は前営業日）
敬老の日入浴デー	市政だよりの「敬老入浴券」とかわさき福寿手帳の「入場優待券」を合わせて提示すると、浴場を無料で利用できます。	9月の老人週間のうち、3日間（市政だよりに記載）
せんとう健康長寿プログラム	公衆浴場を利用し、体操や講話をおこなうことで健康促進を目指します。	上半期（4月～9月）と下半期（10月～3月）の年2回実施

対象者は「川崎市内に在住している65歳以上の方」です。

参考：川崎市「敬老入浴事業」

高齢者住宅改造費助成事業

高齢者住宅改造費助成事業は、住宅の改修をおこなう際の助成金を支給する取り組みです。助成対象となる改修場所は「浴室」「手洗所」「居室」「玄関」「キッチン」「廊下」「階段」などで、いずれも介護保険制度の住宅改修に該当しない工事であることが条件です。助成金の上限は100万円ですが、所得に応じて負担額が異なります。

対象となるのは「要支援以上の認定を受けている」「65歳以上」「住宅改造が必要だと認められている」の3点を満たす方です。

参考：川崎市「高齢者住宅改造費助成事業」

川崎市宮前区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

川崎市宮前区で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。川崎市宮前区は川崎市高津区・多摩区・麻生区、横浜市青葉区・都筑区と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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